ミサゴ 相模川にて (その3)
ミサゴ 相模川にて (その3)
思わず、吾が故郷の子どもの頃を思い起こすのでした。。。
猛禽類で魚を獲る鳥はミサゴしかいない。 その狩りはとても理論的で賢い! 先ずは、高い空から真上に魚が見える角度にホバリング。そして、川の下手から上流に向かい泳ぐ姿を追う。真上から見ると魚は真直ぐで姿勢良く、恐らく静止しているように見えるのでしょうか。。魚も真上には眼が届かない、その背後から攻める事が出来るのです。上流に頭を向けて泳ぐ魚の習性。。本能的に学習したのでしょうか。。
川の真上にホバリングして獲物を物色するミサゴを見ていると、吾が故郷、上高地から流れでる梓川で泳いだ子どもの頃を想い出しました。。。短い日照時間の中、冷たい川の水が最も暖かくなりそうな午後一番、仲間で梓川へ泳ぎに繰り出す。 流れの緩やかな陽だまりで思い切り泳いだあとは、梓川にかかる吊り橋を渡って帰るのが常でした。吊り橋の上から30m真下を見下ろすと、吾らが去って静まりかえった梓川には大きな岩魚が群れになって川面に浮かびあがってくるのでした。泳いでいる時にはとても見ることの出来ない。真上から見ると、静止しているかのように悠々と遊んでいる姿がクッキリと見える。ここから投網を打ったらみんな獲れるのに。。。。恨めしさ一杯で川面を見降ろす夏休みの日々でした。
ミサゴにとって、そんな静止状態にある魚を獲るのはいとも簡単なことなのかも知れません。。。百発百中!はなんら不思議ではないかも。。。ミサゴの狩りはそんな梓川で泳いだ子どもの頃を想い起こさせてくれました。 ==>その4へ続く
狙いを定めて急降下! 水面に着水まぎわ、爪を揃えて準備完了!
羽ばたく翼の制御、鋭い眼力、いざ出撃。。。。 ミサゴの生命は鋭い足の爪!
お得意のV字飛行で最終降下体制に。。。
そして、両足をシッカリと前に伸ばす! 足の爪を一杯に開いて!
着水! クチバシは一切使わず、爪の操作が勝負!
大きな鮎が!
良く見ると、両足の爪に魚が掴まれている。。こんな欲張りもあるんだ!周囲ではダイサギが見つめる。。
こんな浅瀬での狩りによくもこの豪快なダイビングが。。七不思議。。=>その4へ続く
blog 気に入っていただけましたら、クリックお願いします!

にほんブログ村
思わず、吾が故郷の子どもの頃を思い起こすのでした。。。
猛禽類で魚を獲る鳥はミサゴしかいない。 その狩りはとても理論的で賢い! 先ずは、高い空から真上に魚が見える角度にホバリング。そして、川の下手から上流に向かい泳ぐ姿を追う。真上から見ると魚は真直ぐで姿勢良く、恐らく静止しているように見えるのでしょうか。。魚も真上には眼が届かない、その背後から攻める事が出来るのです。上流に頭を向けて泳ぐ魚の習性。。本能的に学習したのでしょうか。。
川の真上にホバリングして獲物を物色するミサゴを見ていると、吾が故郷、上高地から流れでる梓川で泳いだ子どもの頃を想い出しました。。。短い日照時間の中、冷たい川の水が最も暖かくなりそうな午後一番、仲間で梓川へ泳ぎに繰り出す。 流れの緩やかな陽だまりで思い切り泳いだあとは、梓川にかかる吊り橋を渡って帰るのが常でした。吊り橋の上から30m真下を見下ろすと、吾らが去って静まりかえった梓川には大きな岩魚が群れになって川面に浮かびあがってくるのでした。泳いでいる時にはとても見ることの出来ない。真上から見ると、静止しているかのように悠々と遊んでいる姿がクッキリと見える。ここから投網を打ったらみんな獲れるのに。。。。恨めしさ一杯で川面を見降ろす夏休みの日々でした。
ミサゴにとって、そんな静止状態にある魚を獲るのはいとも簡単なことなのかも知れません。。。百発百中!はなんら不思議ではないかも。。。ミサゴの狩りはそんな梓川で泳いだ子どもの頃を想い起こさせてくれました。 ==>その4へ続く
狙いを定めて急降下! 水面に着水まぎわ、爪を揃えて準備完了!

羽ばたく翼の制御、鋭い眼力、いざ出撃。。。。 ミサゴの生命は鋭い足の爪!

お得意のV字飛行で最終降下体制に。。。

そして、両足をシッカリと前に伸ばす! 足の爪を一杯に開いて!

着水! クチバシは一切使わず、爪の操作が勝負!

大きな鮎が!

良く見ると、両足の爪に魚が掴まれている。。こんな欲張りもあるんだ!周囲ではダイサギが見つめる。。
こんな浅瀬での狩りによくもこの豪快なダイビングが。。七不思議。。=>その4へ続く

blog 気に入っていただけましたら、クリックお願いします!

にほんブログ村