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チョウゲンボウ 巣立ち 境川の水道橋

チョウゲンボウ 巣立ち 境川の水道橋
大変、雛が落ちた! さて、どうする?・・・・・

チョウゲンボウ。 今年も境川に雛の巣立ちの季節がきました。 6月初旬、久しぶりに訪ねてみると、3組ほどの番の雛ががもうすっかり巣立ちを果たし、親子で狩りの練習が始まっておりました。空高く飛び回る親子を見ていると、 水道橋のすぐ下でカメラマンのAさんが柵を乗り越え土手に降りカメラを手にしながら呆然と立っている姿が目に入りました。 

何かいるんですか?と尋ねると、 ”ここに雛が落ちてるんです。。”よく見るとコンクリートの護岸壁にへばりついた一羽の雛がおりました。 可愛そうに。。。 親は何処に? さっそく自分も柵を乗り越えて至近距離に近づいてみると、動くでもなく、鳴くでもなく、じっとそこにうずくまるばかり。。いつ落ちたのかは解らない。どうやら大分疲れているらしい。。。
二人で顔を見合わせ、”このままでは餓死するか、カラスに食べられてしまうか。。。  ”何とかしなくでは!?”

暫く思案した結果、近くに住んでおられ、いつもお世話になっているIさんに電話をし、とりあえず保護する鳥籠を持ってきてもらうことに。。。 Iさんは用事のあるところを快く引き受けてくれました。(深謝)Iさんを待っている間に、車道に戻り、居合わせた5~6人のバーダーに相談。 皆さん、異口同音に保護することに同意。 何処に連れていく? ということになり、市役所、保健所、警察。。。に手分けをして連絡。 何れも実のある返事はもらえず。。。 そこにバーダーの一人が、以前友達が同じ状況に遭遇し、ズーラシアに引き取ってもらったことがある。 と話してくれた。 その方のアクションが早かった!さっそく、友人に連絡しその経緯を聞いてくださった結果、「怪我さえしていなければ引き取ってもらえる。」 との情報を得ると、その場でズーラシアに連絡をいれてくれました。 このバーダーさんに深謝! さすが、動物園! 貴重ななアドバイスをしてくれ、「それを実行してダメな場合には持ってきてください。」 との快諾を得た。

そのアドバイスとは、親が上から発見できそうな場所に雛を移し、暫く親の動向を見極めてください。 普通なら親が狂ったように落ちた雛を探し、見つかると餌を咥えて飛んでくる筈。 そう、これが自分も経験したことのある、巣から落ちた雛を思いやる親の行動であると理解していた。 ちょうど一年前の今頃、マンションの中庭にメジロの雛が巣から落ち、地表の植木の中にいたところ、親がちゃんと見つけ餌を咥えて飛んできた。 慌てて、部屋に行きカメラを持って戻ると、すでにそこには親子の姿はなかったことを思い出す。 そうこうしているうちIさんが籠を持って到着。  再び柵を乗り越え川沿いに、無抵抗の雛を無事籠に移し終える。

そして、ズーラシアの指示に従い、雛を人から距離を置いた見通しの良い草原に移し、親に見つけてもらうことをみんなで祈った。 が、親はどの親も、全くわ我れ関せず、落ちた雛を探す様子すら見えず、勝手に自分らの獲物を追って飛び回る。あるペアは2番子のために交尾までしている始末。。。。 こんな親は見たことがない。。(怒り心頭!)羽も形もすっかり出来上がり、親を小さくした感じ。 でも大分力を消耗しているようで、動く元気さえない。

一時間も様子を見たでしょうか。。。 親の気配は全く感じられない。 もう時間がない。 幸いなことに、 ズーラシアの近くに住むバーダーさんが居合わせ、その方に連れて行ってもらうことになり、一件落着。皆さんの素晴らしいチームワークのおかげで、どうやら親に見捨てられたこの雛は動物園で人生の始まりを迎えることが出来そうです。。 でも、ここまで話がまとまるまでには簡単にはいかず、ひと・ふた悶着も。。。。

我々が話し合っているのを見て”私はプロカメラマン!”といぅ方が割って入ってきた。 「野鳥が巣から落ちた場合には絶対に人の手に触れてはいけない。もしそうしたら法律違反になる。私がここの野鳥の会の会長を知っているから触らないで待っていてください。。手を触れて籠に移すのは大反対!」と言って車で呼びに行った。 その方の知識が正しいのかも知れない。 が、これは死にかけている人を見殺しにすることと同じ。一刻の猶予もない!と、どんどん行動を進めてしまった。一時間もすると漸く一人で車で帰ってこられましたが、その時にはすっかりわれらのアクションが終了したあと。 その方も、もう何も言う余地がありませんでした。 現実を理解する優しいバーダーさんが沢山でホットしました。 

一同一安心! チョウゲンの雛は無事・ズーラシアへ! その可愛いチョウゲン雛を見てやってください。 ==>(その2)へ続く

  
画像上をワンクリック! 150%に拡大してご覧ください。

雛が巣から落ちて 護岸壁によりかかり動かない。。。 いつ落ちたのか? 
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翼も、クチバシも、足の鋭い爪も、すっかり出来上がっている。 飛翔力が不足だったのか。。。
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雛は親の来てくれるの信じて、ただじっと待っているのか。。でも上空に親の探す気配はない。
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護岸工事の石畳が広がる境川。上空にはカラスの群れが飛び交っている。
見つかるのは時間の問題。。 

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境川を真上に横たわる水道橋。親がいるが。。 ここから巣立ちし損ねて落ちたのか。。。DSCb_5410 (2)

ズーラシアの指導に基づき、雛を見晴らしのいい草原に移す。DSC9_5313 (2)

果たして親は見つけてくれるのだろうか。。 バーダーは遠くから祈って見つめる。。DSC9_5328 (2)

雛の瞳が閉じそうに。。。 どうやら疲労困憊の様子。
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もう限界。 目を開けていられない。。。 早く保護しなければ。。 我々も焦る。
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真上には親が旋回している。 探してくれているのか?!DSC9_5351 (2)

早く降りてきて。。。 思わず雛のきもちになる。。。DSCb_5414 (3)

でも、雛を探して鳴くことまなく、いつもの平常の舞いで。。。。DSCb_5418 (2)

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そのまま、自分の住処に戻ってしまった。。。 なんと薄情なチョゲンの親。。。
これを見て、ついに決断。 雛をズーラシヘ連れていくことに。。。

親には見捨てられたが、我ら人間は君を見捨てない! 幸せになってくれ! 
いつかズ-ラシアに会いに行くから!  (完)
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