カワセミ 旅立ち、そして独立 その1:もえぎ野公園(1 of 2)
カワセミ 旅立ち、そして独立 その1
もえぎ野公園にて(1 of 2)
Day14: いよいよ旅立ちの日が来た。。 子ども達の動きも益々俊敏に、大切な狩りの方も規模こそ小さいが、大部板についてきた。。。
両親が独り立ちしていく雛たちを近くでじっと見守っている。。。親離れしない子ども達は親を見つけては甘えて擦り寄っていく。親は全く無視。 それどころか子ども達が一日も早くこの場所から旅立ってほしい。。。。としきりに追い出しにかかる姿があちこちで。。。。こんなことを繰り返し、子ども達は”もう100%親を頼ることは出来ない。”ことを納得させられ新天地を求め旅立っていくのでしょう。
家から車で30分ほどのところに「もえぎ野公園」がある。 そこには、ほぼ親の手から放れいよいよ旅立ちを迎えるカワセミの子ども達の姿がありました。
人間も、生き物も、誰もが避けて通ることの出来ない”別れの寂しさ”。
でも、子どもが成長するための”別れ・旅立ち”だけは、親にとってこれほど嬉しいことはない。心を鬼にしてまでも擦り寄る子どもの郷愁を突き放す。
そんな親の姿にいとうしささえ感じられます。。。。。
早朝の旅立ち。 ひとり夢に耽る。。。
早朝の旅立ち。 ここにもひとり。。 朝日を背に浴びて!
旅立ちの姿が美しい! まだ鈍い藍色の頭、土色の腹、どす黒い足。。。 もう直ぐ蘇る!
獲物も捕れた! 小さいけれど。。。
茂みの中の狩り!
飛び込みの姿も型にはまってきた!
ここでも狩りを! それぞれが生きる力を磨いている。。。
時には一緒に。。。 兄弟は全部で4人。
母親をみっつけ、子どもが飛んできた。。。
”おかあさ~~ん”
”な・に・か くれるうぅぅぅ?。。。” 何ももらえないのもわかってるよう。。。でも、ねだる。。
親は冷たく追い払う。。。 ”もう、母さんのことは忘れなさい! と言っているよう。。
そっけなく追い払われて。。。
やれやれ。。。。 頭をかく母。。
追われた子ども。。。 朝日を浴びて何をぞ考える?
子どもの無事の旅立ちを願って!
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もえぎ野公園にて(1 of 2)
Day14: いよいよ旅立ちの日が来た。。 子ども達の動きも益々俊敏に、大切な狩りの方も規模こそ小さいが、大部板についてきた。。。
両親が独り立ちしていく雛たちを近くでじっと見守っている。。。親離れしない子ども達は親を見つけては甘えて擦り寄っていく。親は全く無視。 それどころか子ども達が一日も早くこの場所から旅立ってほしい。。。。としきりに追い出しにかかる姿があちこちで。。。。こんなことを繰り返し、子ども達は”もう100%親を頼ることは出来ない。”ことを納得させられ新天地を求め旅立っていくのでしょう。
家から車で30分ほどのところに「もえぎ野公園」がある。 そこには、ほぼ親の手から放れいよいよ旅立ちを迎えるカワセミの子ども達の姿がありました。
人間も、生き物も、誰もが避けて通ることの出来ない”別れの寂しさ”。
でも、子どもが成長するための”別れ・旅立ち”だけは、親にとってこれほど嬉しいことはない。心を鬼にしてまでも擦り寄る子どもの郷愁を突き放す。
そんな親の姿にいとうしささえ感じられます。。。。。
早朝の旅立ち。 ひとり夢に耽る。。。

早朝の旅立ち。 ここにもひとり。。 朝日を背に浴びて!

旅立ちの姿が美しい! まだ鈍い藍色の頭、土色の腹、どす黒い足。。。 もう直ぐ蘇る!

獲物も捕れた! 小さいけれど。。。

茂みの中の狩り!

飛び込みの姿も型にはまってきた!

ここでも狩りを! それぞれが生きる力を磨いている。。。

時には一緒に。。。 兄弟は全部で4人。

母親をみっつけ、子どもが飛んできた。。。

”おかあさ~~ん”

”な・に・か くれるうぅぅぅ?。。。” 何ももらえないのもわかってるよう。。。でも、ねだる。。

親は冷たく追い払う。。。 ”もう、母さんのことは忘れなさい! と言っているよう。。

そっけなく追い払われて。。。

やれやれ。。。。 頭をかく母。。

追われた子ども。。。 朝日を浴びて何をぞ考える?

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カワセミ 愛の交尾 その4 恍惚の世界 ムードを変えて!
カワセミ 愛の交尾 その4 場所を変えて!
Day11: 盛んなるかな、この日の午前中だけで3度目の目撃である。 一度の交尾時間は短くて5秒、長くても40秒~50秒。。。
初めて見るカワセミ君の愛の交流に唯々感激の一日でした。 あるときは性急に、あるときはロマンティックに。。。この最終章は後者の方です。。 静かな水辺のとまり木でしっとりと、そして激しく! (完)
おじゃましま~す! 夫が着地。。。。
良く見ると妻のクチバシに泥が。。。(実はたった今、巣穴の清掃から戻ったばかり、洗う暇も無く。。。)
ここからは説明割愛。。。





大好きなショット 1


大好きなショット 2
大好きなショット 3




好きなショット 4


大好きなショット 5


愛の終宴。。。

夫はいつものように、あっと言う間に飛び立っていく。。。 し・あ・わ・せ! (完)
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Day11: 盛んなるかな、この日の午前中だけで3度目の目撃である。 一度の交尾時間は短くて5秒、長くても40秒~50秒。。。
初めて見るカワセミ君の愛の交流に唯々感激の一日でした。 あるときは性急に、あるときはロマンティックに。。。この最終章は後者の方です。。 静かな水辺のとまり木でしっとりと、そして激しく! (完)
おじゃましま~す! 夫が着地。。。。

良く見ると妻のクチバシに泥が。。。(実はたった今、巣穴の清掃から戻ったばかり、洗う暇も無く。。。)

ここからは説明割愛。。。






大好きなショット 1



大好きなショット 2

大好きなショット 3





好きなショット 4



大好きなショット 5



愛の終宴。。。


夫はいつものように、あっと言う間に飛び立っていく。。。 し・あ・わ・せ! (完)

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カワセミ 愛の交尾 その3 恍惚の世界!
カワセミ 愛の交尾 その3 恍惚の世界!
Day11:巣穴の整備も順調に進む中、 親に餌をねだる子どもの飽くなき挑戦も漸く退け、やっと、二人きりの世界になれました!
雄の羽ばたく雄姿は、画家がキャンバスに向かい、頭に浮かぶ光景をひたすらに描き、色彩りを添えていくような時間を忘れさせてくれる瞬間でありました。。。。 正に ”美しい!”の一言に尽きます。
そのさまは実に精力的で、子ども達がいることも、時も、場所も、周囲を気にすることもなく、何度も、何度も繰り返すのでした。。。何度も繰り返すことは他の動物と異なり、ほとんどの鳥仲間に共通するようですが、その理由は鳥博士に聞いて漸く解かりました。。。さっそく、二人の恍惚の世界を覗いてみましょう! ==>その4へ続く
お邪魔虫を追い払い、漸く二人きりに! うっとり夫を見つめる妻。。
。
そこに夫がフワリ、ヒラリ。 夫の舞う姿が美しい。。。
。。。
おじゃま・し・ま~す!


恍惚の世界へ! ここからは問答無用。。。。 お互いの目の動きにご注目!
大好きなショット 1

大好きなショット 2

エ・ク・ス・タ・シ==== 大好きなショット 3

。。。。。。。
大好きなショット 4
。。。。。。
。。。。。

大好きなショット 5
。。。。。
。。。。。。
愛の結実の終宴。。。。
3番子は60日後。。。
あっと言う間に飛び去っていった夫を目で追う妻。。。。
==>その4へ続く
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Day11:巣穴の整備も順調に進む中、 親に餌をねだる子どもの飽くなき挑戦も漸く退け、やっと、二人きりの世界になれました!
雄の羽ばたく雄姿は、画家がキャンバスに向かい、頭に浮かぶ光景をひたすらに描き、色彩りを添えていくような時間を忘れさせてくれる瞬間でありました。。。。 正に ”美しい!”の一言に尽きます。
そのさまは実に精力的で、子ども達がいることも、時も、場所も、周囲を気にすることもなく、何度も、何度も繰り返すのでした。。。何度も繰り返すことは他の動物と異なり、ほとんどの鳥仲間に共通するようですが、その理由は鳥博士に聞いて漸く解かりました。。。さっそく、二人の恍惚の世界を覗いてみましょう! ==>その4へ続く
お邪魔虫を追い払い、漸く二人きりに! うっとり夫を見つめる妻。。


そこに夫がフワリ、ヒラリ。 夫の舞う姿が美しい。。。


おじゃま・し・ま~す!



恍惚の世界へ! ここからは問答無用。。。。 お互いの目の動きにご注目!

大好きなショット 1


大好きなショット 2


エ・ク・ス・タ・シ==== 大好きなショット 3

















愛の結実の終宴。。。。


あっと言う間に飛び去っていった夫を目で追う妻。。。。


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カワセミ 愛の交尾 その2 お邪魔虫、ここまでやるか。。。
カワセミ 愛の交尾 その2 お邪魔虫、ここまでやるか!
Day11: 母親に追われた子どもは、父親を見つけ、"助け舟!”とばかりに勇んで飛んできた。 早速、お父さんにおねだり。。。 子供はよほどお腹か空いていたのでしょう。。。 無邪気で純粋そのもの。。。 ”なんか、食べさせてくださ~い!!”
そんな子共を見ても、妻の手前今度ばかりは譲れない。父親は有無を言わさず追い払いに掛かる。。。 横でお母さんはじっと成り行きを見守るだけ。。。。 果たして、その結末は? ==>その3へ続く
おとうさ~~ん”。。 二人の間に割ってはいる!
”何か食べさせてェェェ~~~” お父さんも口を開けて....
さすがおとうさん! いつものように ”胃袋給餌”をしてくれる!と思いきや。。。。親の心、子にあらず。。
”お前はどれだけ俺達の邪魔をすれば気が済むんだ!!!
”と言わんばかりに激怒!思わず子どもを突き落とす。。 ”なにもそこまでしなくても。。”お母さんは心配そう。。。
親の一撃! いきなりとまり木から落とされ、あっと言う間に落ちていく子ども。。 母親: ”可愛そうに!” 翼を広げて落ちていく子どにただ呆然とするばかり。。。。
落ちゆく子どもを更に追いかける父親。。。。 母親の困惑顔がおもしろい。。。
落ち武者をシッカリ監督する父親。。 それでもなおかつ、餌をねだる子ども。。。なんともけなげ。
”ボクは、食べ物をねだっているだけなのに。。。何故そんなに冷たいのうぅ?” 父も子どもも、それぞれの思惑で母親の方を見あげる。。。
父親が母の待っているところに戻ると、子どもも透かさず父親に続いて。。。なんと、これが3度目の挑戦!
ようやく、とまり木に止まろうと。。。父親はそれさえ許さない。。。
父親は、思わず目潰しを喰らわすほどの勢い。。。 ”ここまでやるか。。”の子どもに対し最終手段の一撃!
父親の攻撃についに降参。。。 餌をもらおうとするボクがいけないのか、二人の邪魔をされて怒る親が悪いのか。。。
子どもはついにあきらめて退散。。。キットお腹がペコペコだったのでしょう。子どもに他意はない。。
ああ疲れた。。。 漸く一息。。。 ”ここまでやれば、もうだいじょぶかしら。。” 妻がつぶやく。。。
”いや待て、もう少し待ってみよう。。。” 夫がつぶやく。。子どもの執拗な追いかけを徹底して退ける。。 自分達のこともあるけれど、親は何かを教えようとしているのだろうか。。。”
父にも、母にも追いやられ邪魔者扱いにされた子ども。。。 これも独り立ちへの試練であろうか。
餌は自分で獲れ! と親は教えているのだろうか。。。 それとも親のエゴ?? 離れた枝で遠くから親をみつめて一人つぶやく。。 ”ああお腹が空いた。。” ==>その3へ続く(恍惚の世界!)
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Day11: 母親に追われた子どもは、父親を見つけ、"助け舟!”とばかりに勇んで飛んできた。 早速、お父さんにおねだり。。。 子供はよほどお腹か空いていたのでしょう。。。 無邪気で純粋そのもの。。。 ”なんか、食べさせてくださ~い!!”
そんな子共を見ても、妻の手前今度ばかりは譲れない。父親は有無を言わさず追い払いに掛かる。。。 横でお母さんはじっと成り行きを見守るだけ。。。。 果たして、その結末は? ==>その3へ続く
おとうさ~~ん”。。 二人の間に割ってはいる!

”何か食べさせてェェェ~~~” お父さんも口を開けて....

さすがおとうさん! いつものように ”胃袋給餌”をしてくれる!と思いきや。。。。親の心、子にあらず。。

”お前はどれだけ俺達の邪魔をすれば気が済むんだ!!!


親の一撃! いきなりとまり木から落とされ、あっと言う間に落ちていく子ども。。 母親: ”可愛そうに!” 翼を広げて落ちていく子どにただ呆然とするばかり。。。。

落ちゆく子どもを更に追いかける父親。。。。 母親の困惑顔がおもしろい。。。

落ち武者をシッカリ監督する父親。。 それでもなおかつ、餌をねだる子ども。。。なんともけなげ。

”ボクは、食べ物をねだっているだけなのに。。。何故そんなに冷たいのうぅ?” 父も子どもも、それぞれの思惑で母親の方を見あげる。。。

父親が母の待っているところに戻ると、子どもも透かさず父親に続いて。。。なんと、これが3度目の挑戦!

ようやく、とまり木に止まろうと。。。父親はそれさえ許さない。。。

父親は、思わず目潰しを喰らわすほどの勢い。。。 ”ここまでやるか。。”の子どもに対し最終手段の一撃!

父親の攻撃についに降参。。。 餌をもらおうとするボクがいけないのか、二人の邪魔をされて怒る親が悪いのか。。。

子どもはついにあきらめて退散。。。キットお腹がペコペコだったのでしょう。子どもに他意はない。。

ああ疲れた。。。 漸く一息。。。 ”ここまでやれば、もうだいじょぶかしら。。” 妻がつぶやく。。。

”いや待て、もう少し待ってみよう。。。” 夫がつぶやく。。子どもの執拗な追いかけを徹底して退ける。。 自分達のこともあるけれど、親は何かを教えようとしているのだろうか。。。”

父にも、母にも追いやられ邪魔者扱いにされた子ども。。。 これも独り立ちへの試練であろうか。
餌は自分で獲れ! と親は教えているのだろうか。。。 それとも親のエゴ?? 離れた枝で遠くから親をみつめて一人つぶやく。。 ”ああお腹が空いた。。” ==>その3へ続く(恍惚の世界!)

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カワセミ 愛の交尾 その1 一人三役。。。
カワセミ 愛の交尾 その1 一人三役。。。
Day11:カワセミの親は”子育て・3番子の準備・愛の交流”と、ひとり三役を同時にこなす怪物のように思えてきました。。。。
2番子の子育ても佳境に入ってきたこの頃に、親たちはしきりに巣穴に出入りすることが多くなった。 巣穴から出てくると、クチバシにはシッカリと泥がついている。。。 出てくるや低空飛行で、川面にクチバシをサッと軽くつけその泥を洗い落として飛んでいく。。なにををしているのだろう?? もう巣穴に雛はいない筈なのに。。。 地元の人が3番子を作る準備(清掃)をしているのだと教えてくれました。子作りはたいてい2番子まで。。餌の多い年には3番子を! ここ鶴見川は魚が豊富で、餌の心配には及ばない。
巣穴の清掃に加え、最大の驚きは4羽の雛に餌を運んでいる最中に、もう3番子のための”愛の交尾”を始めたことでした。しかも、子供達の目の前で公然と。。。。とはいえ、今の子供達に ”子孫繁栄のための行為”?を理解しろといってもそれは無理... 全て自分達を中心に親がいる!と思いこんでいる。 だから、親を見つけると透かさず食べ物をねだりに擦り寄ってくる。執拗にねだる子供たちに、いつもは胃袋から出してでもあげる親も、このときばかりは血相を変えて子供を追い払う。そして目的を達するのでした。。。
自分は思うのですが、親の子孫繁栄の重要さは良く解かりますが、何も雛たちの見ているところでするのでなく、二人だけのところで!もう少し謙虚であって欲しいと。。。。。 ひとり三役。。。そのどれをとっても楽なものは無い。。。ここで、”愛の交尾”に行き着くまでの親たちの苦闘ぶりをチョット見てください。。 ==>その2へ続く(お邪魔虫、ここまでやるか。。。)
巣穴から母親が出てきた。 何か口についているようである。。。。

望遠でよく見ると、どうやら巣穴の整備でついた泥のようである。。 よく働く! 足まで泥だらけ。。。

藪の方を見て誰かを捜しているようであるぅ。。。

そう、大切な人との待ち合わせ!

口の泥をきれいに落として” あっ 来たかなぁ?!


”おやあぁぁ。。。。? どうも違うみたい。。。” 不安顔。。。

”なんだ、お前。。。。。。””おかあさ~ん、おなかが空いたようぅぅ”不安的中。。とんだお邪魔虫現る。。

”今はいそがしい~の! 貴方に構っている暇無いのよョ。” 冷たくそっぽを向く母親。。。。

と言って、母親はたちまち飛び去ってしまった。。。(今はまつわれたくないの。。。)

”あれれレレレ。。。。。。。” 訳もわからないまま肩透かしを喰った子供。。。

子供は仕方なく、下の水辺のところに移ったのでした。。。。

一方、母親はちゃっかりもとの約束の場所に戻る。。。。 子供を見下ろしながら、”そう、貴方はそこで大人しくしてるのよ!” と言っているようである。

そこへ待ち人来たる! 愛する夫! ”もう安心!!


と、そこへ水辺に追われた子供が再び飛んできた! お父さんを見つけて嬉しそう!! ”ううぅぅっ” 二人は唖然として言葉がでない。。。

そして、さっきお母さんに振られた子供は、今度はお父さんにおねだりを始めたのである。。。 ”おとうさ~ん、おなかすいた~ さて、この後どうなるのでしょうか。。 ==>その2へ続く

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カワセミ 愛の給餌 その3 美食のあとは!
カワセミ 愛の給餌 その3 美食のあとは!
Day10: 夫からプレゼントされた愛のご馳走をまる呑みしておなか一杯! ”あなた、早く来て~~~” 胸をときめかして夫を待ちわびる妻。。。そこへ漸く夫が! と思ったら待ち人ならず。。。長男坊が母親を見つけ、餌を求めて飛んできたのでした。。。地球は自分のためだけには廻らない。。とは良く言ったものです。たった今の今までここで母と父が何をしていたのか? そして、これから何が始まろうとしていたのか。。。そんなこと子供に知る由も無い。さっそく無心のおねだりが始まった。。親が獲物を咥えていなくとも胃袋に蓄えていることは周知のこと。
そこへ一足遅くれで父親がさっそうと戻ってきた。。。 でも、何か様子がおかしい。。。 なんと妻の他に誰かいるではないか。。。子供? 果たしてお父さんはどうするのでしょうか。。二人の大切な仕事はおあずけになってしまうのか。。
そういえば、自分たちにも、子供がすっかり寝静まって、いざ鎌倉!と言うときに、また起きだしてしまい、カワセミ夫婦と同じシチュエーションンに遭遇、しぶしぶ、もやみやしながら諦めて寝たことが思い起こされる。。いづれにしても、巣立ち間もない雛には何の罪もないことは確かである。。。(完)
"あ・な・たぁ~、早く来てェ~” 夫のご馳走で満腹になった妻は夫の来るの待ちわびている。。。

と、そこに待ち人ならず、長男が母親を見つけて飛んできたのである。。どうして今?来たのぅ。。。
おかあさん~~! おなかが空いて帰ってきたところに母親がいてほっとした様子・・ 灰色のおなかがいかにも初々しく美しい!。
母親は突然の子供の出現に、言葉が出ない。。”もう、このお邪魔虫ィィィ”と言っているようである。。

”おかあさ~ん、おなかが空いた。。何か食べさせてェェ”両親の大切な時間!とは知る由も無く。。
そこに、お父さん現る!!母と子の真ん中にドカッと止まる(真ん中)。。 子供の来る前にくるべきであった(反省~巣穴の掃除に時間をかけすぎた。。)
”お前、俺と母さんの大切な時間を邪魔する気かっ!!!”"時をわきまえろぅ!!”
怒り心頭!ものすごい形相で子供を追い払おうと。。。 (大好きなショット!)
不覚。。。勢いアマって二人とも水に落ちてしまった。。。
あわてて止まり木に這い上がる。。。(右が父親)
”ホントに、親の心子知らず。。。とはこのことか!” 怒りの理由を子供に言えないもどかしさ。。。。 子供はといえば、いつも優しい親父がどうしてこんなに怒っているのか、さっぱり解からない。。。
父親、頭にきて子供と目も合わせない。。。 ホントに泣きたくなるよお。。。
”親の気持ちを読めっ!て言われても今のボクにはわかるはずないよねェェェ。”と子供は言っているよう。
翼を広げた雛の姿が滑稽。。
父親はすっかり興ざめ。。。あきらめムードで隣の止まり木に移ってしまった。。
飛んで行ってしまった夫を未練に見上げて一言。。、”残念ね。。。また次の機会を待ちますわ。。
こうして、折角の二人の愛の交流は、とんだお邪魔虫の登場でまたの機会にお預けとなってしまいました。 
そんなカワセミ親子の不都合をよそに、すぐ横ではヒヨドリの雛が水浴びを楽しんでおりました。。。
ヒヨドリ君の雛も親とは似つかぬ、可愛さアマって憎さも無い!
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Day10: 夫からプレゼントされた愛のご馳走をまる呑みしておなか一杯! ”あなた、早く来て~~~” 胸をときめかして夫を待ちわびる妻。。。そこへ漸く夫が! と思ったら待ち人ならず。。。長男坊が母親を見つけ、餌を求めて飛んできたのでした。。。地球は自分のためだけには廻らない。。とは良く言ったものです。たった今の今までここで母と父が何をしていたのか? そして、これから何が始まろうとしていたのか。。。そんなこと子供に知る由も無い。さっそく無心のおねだりが始まった。。親が獲物を咥えていなくとも胃袋に蓄えていることは周知のこと。
そこへ一足遅くれで父親がさっそうと戻ってきた。。。 でも、何か様子がおかしい。。。 なんと妻の他に誰かいるではないか。。。子供? 果たしてお父さんはどうするのでしょうか。。二人の大切な仕事はおあずけになってしまうのか。。
そういえば、自分たちにも、子供がすっかり寝静まって、いざ鎌倉!と言うときに、また起きだしてしまい、カワセミ夫婦と同じシチュエーションンに遭遇、しぶしぶ、もやみやしながら諦めて寝たことが思い起こされる。。いづれにしても、巣立ち間もない雛には何の罪もないことは確かである。。。(完)
"あ・な・たぁ~、早く来てェ~” 夫のご馳走で満腹になった妻は夫の来るの待ちわびている。。。


と、そこに待ち人ならず、長男が母親を見つけて飛んできたのである。。どうして今?来たのぅ。。。

おかあさん~~! おなかが空いて帰ってきたところに母親がいてほっとした様子・・ 灰色のおなかがいかにも初々しく美しい!。

母親は突然の子供の出現に、言葉が出ない。。”もう、このお邪魔虫ィィィ”と言っているようである。。


”おかあさ~ん、おなかが空いた。。何か食べさせてェェ”両親の大切な時間!とは知る由も無く。。

そこに、お父さん現る!!母と子の真ん中にドカッと止まる(真ん中)。。 子供の来る前にくるべきであった(反省~巣穴の掃除に時間をかけすぎた。。)

”お前、俺と母さんの大切な時間を邪魔する気かっ!!!”"時をわきまえろぅ!!”


不覚。。。勢いアマって二人とも水に落ちてしまった。。。

あわてて止まり木に這い上がる。。。(右が父親)

”ホントに、親の心子知らず。。。とはこのことか!” 怒りの理由を子供に言えないもどかしさ。。。。 子供はといえば、いつも優しい親父がどうしてこんなに怒っているのか、さっぱり解からない。。。

父親、頭にきて子供と目も合わせない。。。 ホントに泣きたくなるよお。。。

翼を広げた雛の姿が滑稽。。

父親はすっかり興ざめ。。。あきらめムードで隣の止まり木に移ってしまった。。

飛んで行ってしまった夫を未練に見上げて一言。。、”残念ね。。。また次の機会を待ちますわ。。


そんなカワセミ親子の不都合をよそに、すぐ横ではヒヨドリの雛が水浴びを楽しんでおりました。。。

ヒヨドリ君の雛も親とは似つかぬ、可愛さアマって憎さも無い!

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カワセミ 愛の給餌 その2 夫の愛は美味しい!
カワセミ 愛の給餌 その2 夫の愛は美味しい!
Day10:夫から大きな愛のプレゼントを贈られ、愛の大きさをかみ締めながら大きな魚の料理が始まる。妻は夫の愛を受け入れ、三番子はもう間違いなし。巣穴も綺麗に整えられて、準備万端!
果たしてこの後、二人の愛の交換は芽出度く実現するのでしょうか!
お邪魔虫が来なければいいのですが。。。。。
雛たちにとっては、親の子作りなんて知る由も無い。。。
===>その3へ続く
”あ・な・た・ありがとうぅ!愛してるわ!”
”てりくさ。。そんなに何度も言わなくてもいいよ!” 
夫はてれくさそうに飛んで行ってしまった。(実は近くの枝に留まり妻が食べ終わるのを待っていました)
”それでは、魚君、夫からの愛の贈り物、いただきますようぅ!” (魚君は大きな口を開け観念したもよう)
”それにしても、この大きな魚、どう料理しようか。。。” 妻の悪戦苦闘が始まる。。。
先ず、魚の口を自分のクチバシに咥えて。。。。
魚の口をシッカリ固定して。。。 まだ魚は生きているもよう。。。
”あらヨットぅ!” 魚のおなかを押さえ水を吐き出させ。。
それから。。。魚を木にたたきつけて、”ごめんね。息をとめさせてもらうようぅ。。”
これで魚君、静かになったかなあぁ??
魚がもう暴れないことを確認して。。。。
”これでいいかな?” 魚の頭を自分の口に持っていき、準備万端!
”あらよっとうゥ!” 大きな口を開けひと呑み!! 今日の食事はこれで充分!
”ああぁ 美味しかった!” 大満足! ”あなた~ ま・っ・て・ま~す!!"
==>その3へ続く
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Day10:夫から大きな愛のプレゼントを贈られ、愛の大きさをかみ締めながら大きな魚の料理が始まる。妻は夫の愛を受け入れ、三番子はもう間違いなし。巣穴も綺麗に整えられて、準備万端!
果たしてこの後、二人の愛の交換は芽出度く実現するのでしょうか!
お邪魔虫が来なければいいのですが。。。。。
雛たちにとっては、親の子作りなんて知る由も無い。。。
===>その3へ続く
”あ・な・た・ありがとうぅ!愛してるわ!”


夫はてれくさそうに飛んで行ってしまった。(実は近くの枝に留まり妻が食べ終わるのを待っていました)

”それでは、魚君、夫からの愛の贈り物、いただきますようぅ!” (魚君は大きな口を開け観念したもよう)

”それにしても、この大きな魚、どう料理しようか。。。” 妻の悪戦苦闘が始まる。。。

先ず、魚の口を自分のクチバシに咥えて。。。。

魚の口をシッカリ固定して。。。 まだ魚は生きているもよう。。。

”あらヨットぅ!” 魚のおなかを押さえ水を吐き出させ。。

それから。。。魚を木にたたきつけて、”ごめんね。息をとめさせてもらうようぅ。。”

これで魚君、静かになったかなあぁ??

魚がもう暴れないことを確認して。。。。

”これでいいかな?” 魚の頭を自分の口に持っていき、準備万端!

”あらよっとうゥ!” 大きな口を開けひと呑み!! 今日の食事はこれで充分!

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カワセミ 愛の給餌 その1 愛を確かめ合う!
カワセミ 愛の給餌 その1 愛を確かめ合う!
Day10:雄から雌へのプロポーズ「愛の給餌」は毎年3~4月、雄が初めてのペアリングを試みる年に一度のプロポーズ。。。と思い込み、今年は機会を逸し、また来年と諦めていたのですが、二番子の巣立ちから10日も過ぎた頃、親は二番子に餌を運びながら奇妙な行動を始めました。それは、巣立ちして誰もいないはずの巣穴にしきりに父・母が変わるがわる飛び込んでいくのです。初めはまだ巣立ちしていない雛がいるのかな?それにしては餌を咥えて入るわけで無し。。巣穴にいる時間も3分~と長く、漸く出てくるとクチバシに一杯泥をつけ、飛び出し際に水面すれすれに飛びながらクチバシの泥を洗い落として飛んでいくのです。。そして親同士がしばし枝に留まり見つめあうことが多くなりました。と、いきなり雄が雌に乗り移り、なんと交尾が始まったではありませんか。これで氷が溶けるように漸く不思議な謎が解け始めました。。。親は三番子を作る子作りを始めたのです。しかも、まだ廻りに二番子の雛たちが餌をせがんで甘えている時に、雛たちの前で公然と子作りに励み始め、そのために荒れ果てた巣穴の掃除を始めたのでした。。。
これで、カワセミは一番子を育て終えると、引き続き同じペアで、同じ巣穴を使って、二番子、三番子の子作りをすることがわかりました。丹頂鶴のように一生夫唱婦随の仲とはいきませんが、少なくともその年は同じペアリングでいくようです。。でも、カワセミはとても”浮気者”。子育てを川上で行いつつ、川下でも別の妻と同時に子育てを。。。という話もよく聞くことがあります。 少なくとも鶴見川のペアは節度があり、浮わついた話は全くないようでした。その証拠に、なんと、夫が大きなオイカワを咥えてきて、とまり木で待っていた妻に優しく与えているではありませんか! これが夫が妻への愛を伝え確かめる儀式「愛の給餌」であることが解かりました。人間の世界に”釣った魚に餌やらず。。”という言葉がありますが、カワセミの夫の方がずっと人間味に溢れ、思わず教えられるものがありました。キット二番子を作る時にも同じことをして愛を確かめ合ったことでしょう。。 カワセミの交尾も、「愛の給餌」も、私にとっては初めて見る光景で心中感激の嵐が吹きまくる中、無心にシャッターを押し続けました。。。。 ===> その2へ続く
妻が巣穴に戻っていきました。。。
巣穴の前のとまり木で一休み。。。。
しばらくすると、夫が大きなオイカワを咥えてきました。。
どうやら妻はそれを待っていたようでした。。
”君ィ~、これ君にもってきたんだけど。。食べてくれるぅ?” 夫は控えめに妻に差し出す。。
”あらあぁ~・あなた優しいのね! おいしそうだわぁ!!!” 妻はとても嬉しそう。。。。
”うん、君の大好きなオイカワなんだ!” ”あらあぁ~ そんなに気を使わなくてもよかったのに~~”
”君のために気張って大きいやつをつかまえてきたんだ。。。” ”あらあぁ。。思いやりがあるのねェ

”それではどう~~ぞ!チョットおおきいぞう。。” "だ・ィ・じょ・ぅ・ぶぅ~”
二人の愛を確かめ合う 夫から妻へ! ”1番子~2番子。。。良くここまで頑張ってきたものねェ~” "おかげで疲れが吹き飛ぶわぁ~~~

”お・い・し・いィィィ~~~!”
もうここからは言葉はいらない。。。
二人の世界! 雛たちのことはそっちのけ。。。。
それにしても大きい。。。 ”ちゃんとはいるかな?” ”だ・い・じょ・う・ぶ~”
”ほらあぁね! わあああ、ホントに大きいこと!” ”あ・り・が・と・う!”
愛の伝達大成功!
”じゃあ ゆっくり召し上がれェ~~” 妻はこの大きな魚をどう料理するのか。。。==>その2へ続く
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Day10:雄から雌へのプロポーズ「愛の給餌」は毎年3~4月、雄が初めてのペアリングを試みる年に一度のプロポーズ。。。と思い込み、今年は機会を逸し、また来年と諦めていたのですが、二番子の巣立ちから10日も過ぎた頃、親は二番子に餌を運びながら奇妙な行動を始めました。それは、巣立ちして誰もいないはずの巣穴にしきりに父・母が変わるがわる飛び込んでいくのです。初めはまだ巣立ちしていない雛がいるのかな?それにしては餌を咥えて入るわけで無し。。巣穴にいる時間も3分~と長く、漸く出てくるとクチバシに一杯泥をつけ、飛び出し際に水面すれすれに飛びながらクチバシの泥を洗い落として飛んでいくのです。。そして親同士がしばし枝に留まり見つめあうことが多くなりました。と、いきなり雄が雌に乗り移り、なんと交尾が始まったではありませんか。これで氷が溶けるように漸く不思議な謎が解け始めました。。。親は三番子を作る子作りを始めたのです。しかも、まだ廻りに二番子の雛たちが餌をせがんで甘えている時に、雛たちの前で公然と子作りに励み始め、そのために荒れ果てた巣穴の掃除を始めたのでした。。。
これで、カワセミは一番子を育て終えると、引き続き同じペアで、同じ巣穴を使って、二番子、三番子の子作りをすることがわかりました。丹頂鶴のように一生夫唱婦随の仲とはいきませんが、少なくともその年は同じペアリングでいくようです。。でも、カワセミはとても”浮気者”。子育てを川上で行いつつ、川下でも別の妻と同時に子育てを。。。という話もよく聞くことがあります。 少なくとも鶴見川のペアは節度があり、浮わついた話は全くないようでした。その証拠に、なんと、夫が大きなオイカワを咥えてきて、とまり木で待っていた妻に優しく与えているではありませんか! これが夫が妻への愛を伝え確かめる儀式「愛の給餌」であることが解かりました。人間の世界に”釣った魚に餌やらず。。”という言葉がありますが、カワセミの夫の方がずっと人間味に溢れ、思わず教えられるものがありました。キット二番子を作る時にも同じことをして愛を確かめ合ったことでしょう。。 カワセミの交尾も、「愛の給餌」も、私にとっては初めて見る光景で心中感激の嵐が吹きまくる中、無心にシャッターを押し続けました。。。。 ===> その2へ続く
妻が巣穴に戻っていきました。。。

巣穴の前のとまり木で一休み。。。。

しばらくすると、夫が大きなオイカワを咥えてきました。。

どうやら妻はそれを待っていたようでした。。

”君ィ~、これ君にもってきたんだけど。。食べてくれるぅ?” 夫は控えめに妻に差し出す。。

”あらあぁ~・あなた優しいのね! おいしそうだわぁ!!!” 妻はとても嬉しそう。。。。

”うん、君の大好きなオイカワなんだ!” ”あらあぁ~ そんなに気を使わなくてもよかったのに~~”

”君のために気張って大きいやつをつかまえてきたんだ。。。” ”あらあぁ。。思いやりがあるのねェ


”それではどう~~ぞ!チョットおおきいぞう。。” "だ・ィ・じょ・ぅ・ぶぅ~”

二人の愛を確かめ合う 夫から妻へ! ”1番子~2番子。。。良くここまで頑張ってきたものねェ~” "おかげで疲れが吹き飛ぶわぁ~~~


”お・い・し・いィィィ~~~!”

もうここからは言葉はいらない。。。

二人の世界! 雛たちのことはそっちのけ。。。。

それにしても大きい。。。 ”ちゃんとはいるかな?” ”だ・い・じょ・う・ぶ~”

”ほらあぁね! わあああ、ホントに大きいこと!” ”あ・り・が・と・う!”


”じゃあ ゆっくり召し上がれェ~~” 妻はこの大きな魚をどう料理するのか。。。==>その2へ続く

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