カワセミ 待望の巣立ち その5 親子の乱舞!
カワセミ 待望の巣立ち その5 親子の乱舞!
Day3:親にとって長かった子育ての総仕上げとして、4羽全ての巣立ちを無事果たし得たこと、これほど偉大で素晴らしいことは無いと察します。
母親と1羽が飛び交っているところに他の2羽が加わり、4羽での乱舞が始まりました! 母親は子供達との乱舞の中に、その喜びに浸っているかのように見えます。 雛達もそんな母親との憩いのひと時に、きっと幸せを感じていることでしょう。。
独り立ちまでもう一週間..。彼らは親の庇護のもともうしばらくの間、何を生きる術として学んでいくのでしょうか。。親からの愛のムチを上手に受け入れていくことができるでしょうか。4羽の素晴らしい旅立ちを願うばかりです。
こんな親子の飛び交う光景が見れたのはこれが最初で最後でした。
全員をファインダーに入れようとすると、ズームを完全に引いてでないと入りません。彼らの無事な旅立ちを祈りつつ、遠目から親子の乱舞を楽しむこととしましょう。。。 (完)
お母さんとボク。。。 巣穴の前での飛行練習! いろいろな角度から俊敏な急展開! ”かわせるかな?”
すると、もう二人の兄弟も飛んできた。。。 わあを!!! お母さんと一緒!!
みんな、わけもなくはしゃぎ放題!!
こんな楽しいときはもう無いかもしれない。。。。 と思うとはしゃぎようも一段と激しくなる!
今仲の良い子供達! この瞬間が素晴らしい! やがて独り立ちする頃はお互いの縄張り争いにクチバシを合わせ戦うのだ。。。と思うと、明日のことは考えたくない。。。
いつまでもこのままでいたたい。。。。 きっとみんなそう思っているに違いない。。
お母さんは何処? 左の端にいた! 不ぞろい、不規則、思い思いの夢をのせて、もうすぐ自由の国へ旅立つんだ!! 無事に巣立ちを果たした喜びに乾杯! (完)
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Day3:親にとって長かった子育ての総仕上げとして、4羽全ての巣立ちを無事果たし得たこと、これほど偉大で素晴らしいことは無いと察します。
母親と1羽が飛び交っているところに他の2羽が加わり、4羽での乱舞が始まりました! 母親は子供達との乱舞の中に、その喜びに浸っているかのように見えます。 雛達もそんな母親との憩いのひと時に、きっと幸せを感じていることでしょう。。
独り立ちまでもう一週間..。彼らは親の庇護のもともうしばらくの間、何を生きる術として学んでいくのでしょうか。。親からの愛のムチを上手に受け入れていくことができるでしょうか。4羽の素晴らしい旅立ちを願うばかりです。
こんな親子の飛び交う光景が見れたのはこれが最初で最後でした。
全員をファインダーに入れようとすると、ズームを完全に引いてでないと入りません。彼らの無事な旅立ちを祈りつつ、遠目から親子の乱舞を楽しむこととしましょう。。。 (完)
お母さんとボク。。。 巣穴の前での飛行練習! いろいろな角度から俊敏な急展開! ”かわせるかな?”

すると、もう二人の兄弟も飛んできた。。。 わあを!!! お母さんと一緒!!

みんな、わけもなくはしゃぎ放題!!

こんな楽しいときはもう無いかもしれない。。。。 と思うとはしゃぎようも一段と激しくなる!

今仲の良い子供達! この瞬間が素晴らしい! やがて独り立ちする頃はお互いの縄張り争いにクチバシを合わせ戦うのだ。。。と思うと、明日のことは考えたくない。。。

いつまでもこのままでいたたい。。。。 きっとみんなそう思っているに違いない。。

お母さんは何処? 左の端にいた! 不ぞろい、不規則、思い思いの夢をのせて、もうすぐ自由の国へ旅立つんだ!! 無事に巣立ちを果たした喜びに乾杯! (完)

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カワセミ 待望の巣立ち その4 独り立ちを促す?
カワセミ 待望の巣立ち その4 独り立ちを促す?
Day3:甘えん坊の子供は何処までも親を追って食事をねだる。。。 たしか、巣立ちのその日には何も持っていない親のところで、小さな口を一杯に開き食事をねだると、親は胃袋から餌を戻して優しく雛の口に運んでやる。。。 驚きの”胃袋給餌”をして雛の空腹を満たしていたのを思い出す。。。。
でも、巣立ち三日目のこの日はどうも様子が違う。。いつものように雛が口を開いてせがんでも、親はそれをあえて突き放す。 執拗にせがむ子供。。。 それを親は冷たく無視して、ついにはその場を飛び去ってしまう。。
あの優しさは何処へいってしまったのか??? ”自分の食べ物は自分で捜せ!”とでも言っているかのよう。子供の甘えを断ち切り、早くも「独り立ちへの備え」を教え始めたのでしょうか。。。===>その5へ続く
親が上の枝木に移るのを見て、”お・と・う・さ~ん!” すかさず追いかける。。。
”よくきたな~”といつものように迎えてくれるかと思いきや。。。。
やっと枝に飛びつくや否や、どうも親父の様子が違う。。。。
”お前、何しに来たんだぁ~” とても機嫌が悪そう。。。
それでも、”親父の胃袋には餌がある!。。” と子供は自信を持っている様子。。。
そして、いつものように口を大きく開けて、お・ね・だ・りィ。。。。。
一向に親は口を開いてくれるない。。 それどころかしらけムード。。。 ”もいちどやり直して。。。”子供は体制をたて直し。。。
”おとうさん、おなかすいたぁ~~。。。。” としとやかに。。
と、大きな口をあいたところを、親父は突然飛び立ってしまった。。。。。
あっレェ~~~ 食事、くれないのう???
子供は唯ぼうぜんと、去りゆく親を見つめるばかり。。。確かに巣立ちの日の親とは明らかに違うよう。。 親はキット、”いつまでも甘えてないで、はやく自分で餌を獲ることをしろ!”と「独り立ち」へのサインを出しているかのようである ==>その5へ続く。

水辺にはイトキリトンボが何事も無かったように飛んでいる。。。
彼らにとっては、誰にも邪魔されない安らぎのひとときである。。。。
Day3:甘えん坊の子供は何処までも親を追って食事をねだる。。。 たしか、巣立ちのその日には何も持っていない親のところで、小さな口を一杯に開き食事をねだると、親は胃袋から餌を戻して優しく雛の口に運んでやる。。。 驚きの”胃袋給餌”をして雛の空腹を満たしていたのを思い出す。。。。
でも、巣立ち三日目のこの日はどうも様子が違う。。いつものように雛が口を開いてせがんでも、親はそれをあえて突き放す。 執拗にせがむ子供。。。 それを親は冷たく無視して、ついにはその場を飛び去ってしまう。。
あの優しさは何処へいってしまったのか??? ”自分の食べ物は自分で捜せ!”とでも言っているかのよう。子供の甘えを断ち切り、早くも「独り立ちへの備え」を教え始めたのでしょうか。。。===>その5へ続く
親が上の枝木に移るのを見て、”お・と・う・さ~ん!” すかさず追いかける。。。

”よくきたな~”といつものように迎えてくれるかと思いきや。。。。

やっと枝に飛びつくや否や、どうも親父の様子が違う。。。。

”お前、何しに来たんだぁ~” とても機嫌が悪そう。。。

それでも、”親父の胃袋には餌がある!。。” と子供は自信を持っている様子。。。

そして、いつものように口を大きく開けて、お・ね・だ・りィ。。。。。

一向に親は口を開いてくれるない。。 それどころかしらけムード。。。 ”もいちどやり直して。。。”子供は体制をたて直し。。。

”おとうさん、おなかすいたぁ~~。。。。” としとやかに。。

と、大きな口をあいたところを、親父は突然飛び立ってしまった。。。。。

あっレェ~~~ 食事、くれないのう???

子供は唯ぼうぜんと、去りゆく親を見つめるばかり。。。確かに巣立ちの日の親とは明らかに違うよう。。 親はキット、”いつまでも甘えてないで、はやく自分で餌を獲ることをしろ!”と「独り立ち」へのサインを出しているかのようである ==>その5へ続く。

水辺にはイトキリトンボが何事も無かったように飛んでいる。。。

彼らにとっては、誰にも邪魔されない安らぎのひとときである。。。。

カワセミ 待望の巣立ち その3 親子の戯れ・甘えん坊
カワセミ 待望の巣立ち その3 親子の戯れ・甘えん坊
Day3: 世の中に飛び出し3日目というのに、アドケなさとギコチなさの中にも雛達の動きは活発かつ俊敏そのもの! それでも、さすがに親のスピードにはまだついていけない。。漸く親に追いつき甘えて擦り寄っていく。。。 親は軽く退ける。。また追いかける。。。巣立ち間もないこの時期にしか見られない親の愛情!。。。親は何を子供に教えようとしているのでしょうか? どんな動きにも雛への愛情と教育が表裏一体となっているかのように見えます。。。 それでも、雛たちは時を替え場所を替え甘えん坊振りを発揮しておりました。
その直上には巣立ちしたばかりのヒヨドリの雛もやってきました。 鳴声がうるさく耳ざわりのヒヨドリですが、やはり雛は可愛い!鳴声も小さく、全身がまだ白っぽくあどけなさでいっぱい。。。親から離れ木の実を漁りながら近くの森に独り立ちして行くのでしょうか。。 ==>その4に続く
子供の留まっていたとまり木に親がやってきた。。。
”おとうさん、どこかに連れてって~~! こっちの方が面白そうだよう!”
父: ”いや~~ あっちの方がよさそうだなあ。。” 雛も見つめる。。。甘えん坊!
ここにも甘えん坊がいた。。。 ”お父さん、お腹すいた~~”
”あまえるんじゃぁ な・い・よ~!”意外にも親の一撃。。。。 雛・不意をつかれて思わずのけぞる。。
”イテテテェ。。。” そればかりか、更なる足蹴りについにはとまり木から突き落とされてしまった。。。 これが親の愛情か?
たまらず、子供も体制を整えようと舞い上がる。。。
子供は再び体制を整えなおすと、また お・ね・だ・り を・・・・
親父の反応は。。”甘えるんじゃぁ、ない!!”と言わんばかりに更なる威嚇。。。 早くも独り立ちを促がしているのでは? (巣立ち3日目にしてはあまりにも早すぎる。。)
子供のおねだりを尻目に。。。 もしかしたらこの子は一番育ちの早い長男かも。。==>その4に続く
カワセミの雛が冷たくされている真上の樹では巣立ちしたばかりのヒヨドリの雛が木の実をむさぼる。。。
何処となくぎこちないヒヨドリのヒナ。。。全体が浅茶色。。親とは似つかない可愛いらしさ! 鳴き声も細く、小さく、可愛らしさ百倍!
もう独り立ちの旅にたつのであろうか。。。 周囲に親の姿は見えない。。
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Day3: 世の中に飛び出し3日目というのに、アドケなさとギコチなさの中にも雛達の動きは活発かつ俊敏そのもの! それでも、さすがに親のスピードにはまだついていけない。。漸く親に追いつき甘えて擦り寄っていく。。。 親は軽く退ける。。また追いかける。。。巣立ち間もないこの時期にしか見られない親の愛情!。。。親は何を子供に教えようとしているのでしょうか? どんな動きにも雛への愛情と教育が表裏一体となっているかのように見えます。。。 それでも、雛たちは時を替え場所を替え甘えん坊振りを発揮しておりました。
その直上には巣立ちしたばかりのヒヨドリの雛もやってきました。 鳴声がうるさく耳ざわりのヒヨドリですが、やはり雛は可愛い!鳴声も小さく、全身がまだ白っぽくあどけなさでいっぱい。。。親から離れ木の実を漁りながら近くの森に独り立ちして行くのでしょうか。。 ==>その4に続く
子供の留まっていたとまり木に親がやってきた。。。

”おとうさん、どこかに連れてって~~! こっちの方が面白そうだよう!”

父: ”いや~~ あっちの方がよさそうだなあ。。” 雛も見つめる。。。甘えん坊!

ここにも甘えん坊がいた。。。 ”お父さん、お腹すいた~~”

”あまえるんじゃぁ な・い・よ~!”意外にも親の一撃。。。。 雛・不意をつかれて思わずのけぞる。。

”イテテテェ。。。” そればかりか、更なる足蹴りについにはとまり木から突き落とされてしまった。。。 これが親の愛情か?

たまらず、子供も体制を整えようと舞い上がる。。。

子供は再び体制を整えなおすと、また お・ね・だ・り を・・・・

親父の反応は。。”甘えるんじゃぁ、ない!!”と言わんばかりに更なる威嚇。。。 早くも独り立ちを促がしているのでは? (巣立ち3日目にしてはあまりにも早すぎる。。)

子供のおねだりを尻目に。。。 もしかしたらこの子は一番育ちの早い長男かも。。==>その4に続く

カワセミの雛が冷たくされている真上の樹では巣立ちしたばかりのヒヨドリの雛が木の実をむさぼる。。。

何処となくぎこちないヒヨドリのヒナ。。。全体が浅茶色。。親とは似つかない可愛いらしさ! 鳴き声も細く、小さく、可愛らしさ百倍!

もう独り立ちの旅にたつのであろうか。。。 周囲に親の姿は見えない。。

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カワワセミ 待望の巣立ち その2 ピッカピカの雛3羽初会合!
カワセミ 巣立ち その2 ピッカピカの雛3羽 初会合!
Day1: 生まれて初めて見る外の世界!2羽~3羽と水面をジッと見つめては感慨にふけり? 水面に映る姿がなんとも初々しい。。親に教えてもらわないのに本能であろうか、先ず初めにしたことは、やはりダイビング!巣穴を出たところに、丁度良い流れのほとんど無い溜まり場がある。何度も何度も飛び込んではまた繰り返す。。あの真っ暗な巣穴の中で一ヶ月余りもいる間に、よくもここまでシッカリと身体が出来上がったものだ!と驚くほど身のこなしは(ギコチナイうちにも)大胆に振舞う。この時期の親は子を思う愛情一筋。。。雛たちの健闘ぶりに親が近くの枝でジット見守る。。。 その姿がなんとも愛くるしい。。。
地の人によると、カワセミは一旦巣立ちをすると、もう二度とその巣には戻らないとのこと。他の野鳥のように巣立ち後間もなく親について森から森へ渡っていくのとは異なり、カワセミ親子は巣立ちから旅立ちの日まで、巣穴の周辺を根城とし、そこが親子の交流の場となります。何処へ遊びに行ってもここに帰ってこれば必ず食事にありつける、兄弟みんなと独り立ちまでの憩いの場所なのです。したがって、巣立ち後も巣穴の周辺に行けば親子の戯れを垣間見ることが出来るというものです。親だけは、1番子、2番子の去った後、3番子の子作りにおんなじ巣穴を使うことも解かりました。。。。
巣穴付近の川面に出てきては、兄弟姉妹と戯れ、親子の交わり。一羽が飛び込むと、それを見てもう一羽がマネをする。。まだ茶色にどす黒い腹部と足。。。でもそれなりに優雅さと美しさが伝わってくる。でも、親にとっては雛の巣立ちから一週間が彼らの独り立ちへの勝負どころ。巣立ちのその日から厳しい親の教育が始まるのでした。そんなことを知らない雛たちにとっては、今日と言う日ばかりは無心で楽しめるやすらぎの時間!しばし、そんな雛達の仲むつまじい戯れに見とれておりました。。4羽揃ってカメラに収まる機会には一度も恵まれ無かったのが残念でした。) ==>その3に続く
水鏡で初めて見る自分の顔。果たしてどんな風にかんじたのだろう。。。。。 腹部と足の茶泥色が長い泥まみれの巣穴生活を物語っているようだ。。。
果たして自分は何なんだろう。。。 鳥っ。。。て解かるのかな?
でも、皆お母さんとおんなじ姿なんだから、これでOKだね!! (上の木の親を見あげる。。。)
後姿はすっかり藍色に染まり、水面に美しく映える。でもその鮮やかさはまだまだ。。クチバシも親の半分の長さ。。 親に追いつくにはもう2~3ヶ月はかかるかも。。。。。
思いおもいの場所でリラックス! でも親が餌を運んでくると一斉に飛び出してくる。。
堂々と人一倍目立つ止まり木で親を待つ! どうやらこの子は女の子のようである。。。
巣穴の前には、理想的な水浴び場がある。2羽の雛が左に、一羽が右で飛び込みの練習を。。。
右端で飛び込んでいた雛が左の2人のところにやってきた。。3人の初会合である! どうやら3人はみな男兄弟。。。 ”さっそく、飛び込みでも練習するか!” 右の長男らしきものが言う。。。
長男の提案に、”あらよっと!”すぐさまさ、真ん中の次男が飛び込む!

”バシャッ!!”飛び込み成功?の水しぶき。。。 二人はそれをジット見つめる。。。
そして、何とか帰還成功。。。 初日にしてはまずまずの合格点!
この流れの無い水溜りは格好の練習どころ。。3兄弟は仲良く水浴びを楽しみ始めるのである。。 それにしても妹は何処に? (一緒でないのが不満そう。。。)
そんな妹に構わず、3兄弟は思い思いに飛び始める。。。 正に "この世の春”である。
今度は末っ子の3男坊が飛び込む! う・ま・く いくかなあぁ・・・・・
"ポシャッ!!” 飛込みが止まり木に近すぎ。。。
それでも何とか無事帰還できそう。。。兄貴が心配そうに見ている。
あらよっと。。。 おぼつかない着地。。。 兄貴にぶつかりそう。。。
そんな子供達の飛び込みの様子を近くの木の上でじっと見守る父親。。。。 その目は子供達の安全にかたときも目を離さない暖かい親の瞳(ひとみ)である ==>その3に続く。

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Day1: 生まれて初めて見る外の世界!2羽~3羽と水面をジッと見つめては感慨にふけり? 水面に映る姿がなんとも初々しい。。親に教えてもらわないのに本能であろうか、先ず初めにしたことは、やはりダイビング!巣穴を出たところに、丁度良い流れのほとんど無い溜まり場がある。何度も何度も飛び込んではまた繰り返す。。あの真っ暗な巣穴の中で一ヶ月余りもいる間に、よくもここまでシッカリと身体が出来上がったものだ!と驚くほど身のこなしは(ギコチナイうちにも)大胆に振舞う。この時期の親は子を思う愛情一筋。。。雛たちの健闘ぶりに親が近くの枝でジット見守る。。。 その姿がなんとも愛くるしい。。。
地の人によると、カワセミは一旦巣立ちをすると、もう二度とその巣には戻らないとのこと。他の野鳥のように巣立ち後間もなく親について森から森へ渡っていくのとは異なり、カワセミ親子は巣立ちから旅立ちの日まで、巣穴の周辺を根城とし、そこが親子の交流の場となります。何処へ遊びに行ってもここに帰ってこれば必ず食事にありつける、兄弟みんなと独り立ちまでの憩いの場所なのです。したがって、巣立ち後も巣穴の周辺に行けば親子の戯れを垣間見ることが出来るというものです。親だけは、1番子、2番子の去った後、3番子の子作りにおんなじ巣穴を使うことも解かりました。。。。
巣穴付近の川面に出てきては、兄弟姉妹と戯れ、親子の交わり。一羽が飛び込むと、それを見てもう一羽がマネをする。。まだ茶色にどす黒い腹部と足。。。でもそれなりに優雅さと美しさが伝わってくる。でも、親にとっては雛の巣立ちから一週間が彼らの独り立ちへの勝負どころ。巣立ちのその日から厳しい親の教育が始まるのでした。そんなことを知らない雛たちにとっては、今日と言う日ばかりは無心で楽しめるやすらぎの時間!しばし、そんな雛達の仲むつまじい戯れに見とれておりました。。4羽揃ってカメラに収まる機会には一度も恵まれ無かったのが残念でした。) ==>その3に続く
水鏡で初めて見る自分の顔。果たしてどんな風にかんじたのだろう。。。。。 腹部と足の茶泥色が長い泥まみれの巣穴生活を物語っているようだ。。。

果たして自分は何なんだろう。。。 鳥っ。。。て解かるのかな?

でも、皆お母さんとおんなじ姿なんだから、これでOKだね!! (上の木の親を見あげる。。。)

後姿はすっかり藍色に染まり、水面に美しく映える。でもその鮮やかさはまだまだ。。クチバシも親の半分の長さ。。 親に追いつくにはもう2~3ヶ月はかかるかも。。。。。

思いおもいの場所でリラックス! でも親が餌を運んでくると一斉に飛び出してくる。。

堂々と人一倍目立つ止まり木で親を待つ! どうやらこの子は女の子のようである。。。

巣穴の前には、理想的な水浴び場がある。2羽の雛が左に、一羽が右で飛び込みの練習を。。。

右端で飛び込んでいた雛が左の2人のところにやってきた。。3人の初会合である! どうやら3人はみな男兄弟。。。 ”さっそく、飛び込みでも練習するか!” 右の長男らしきものが言う。。。

長男の提案に、”あらよっと!”すぐさまさ、真ん中の次男が飛び込む!

”バシャッ!!”飛び込み成功?の水しぶき。。。 二人はそれをジット見つめる。。。

そして、何とか帰還成功。。。 初日にしてはまずまずの合格点!

この流れの無い水溜りは格好の練習どころ。。3兄弟は仲良く水浴びを楽しみ始めるのである。。 それにしても妹は何処に? (一緒でないのが不満そう。。。)

そんな妹に構わず、3兄弟は思い思いに飛び始める。。。 正に "この世の春”である。

今度は末っ子の3男坊が飛び込む! う・ま・く いくかなあぁ・・・・・

"ポシャッ!!” 飛込みが止まり木に近すぎ。。。

それでも何とか無事帰還できそう。。。兄貴が心配そうに見ている。

あらよっと。。。 おぼつかない着地。。。 兄貴にぶつかりそう。。。

そんな子供達の飛び込みの様子を近くの木の上でじっと見守る父親。。。。 その目は子供達の安全にかたときも目を離さない暖かい親の瞳(ひとみ)である ==>その3に続く。

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カワワセミ 待望の巣立ち その1 初めて見る世界
カワワセミ 待望の巣立ち その1 初めてみる世界!
Day1:親が雛に餌を運ぶ日々が既に4週間。。。ここ2~3日は運ぶ餌も一段と大きくなり巣立ちは間もない。。と地の方が教えてくれました。それから5日目の早朝6時半。川辺べりの木に泥まみれに近い色をしたカワセミがちょこんと留まっているのが目に入る。耳を澄ますと周囲の樹々の中で、チチッ、チチッ と幼い鳴声がしきりに聞こえてくる。。すると、もう一羽が藪の中から舞い降りてきて先の一羽に並ぶ。。。
”巣立ちだ!”まさか巣立ちの日に巡り会えるとは!その感激は一入!思わずシャッターを切る指先が震える、感動の一瞬でした。(4羽の巣立ち)
雛達が卵から孵ってから今日までの間、あの真っ暗な1.5mもある横穴の中でどう過ごしてきたのか。。。外界といえば暗闇にさし込む小さな一点の光りだけ。。。
巣穴では羽ばたきもままならず、果たしていきなり飛び出してうまく飛べるのであろうか。。。目は見えるのだろうか。。。雛たちは暗闇の中から飛び出た瞬間、一番先に何を思うのだろう。。。。頭の中は想像だけが駆け巡る。。。。
”オギャ~ッ”とお母さんのお腹から世の中に出てきた瞬間、自分は何を思ったのだろう。。。。その一瞬たりとも覚えはない。自分が男か女かもわからない。。。
人間なのか、何なのかさえ解からない。 ただ泣くことで母親に生命の維持をせがむ。。。 カワセミの雛と同じだ。。。と思うととても滑稽になる。
カワセミの雛達は想像以上に逞しく、”巣立ちの日”とは思えない、体の腹部こかけてど泥茶色、足はどす黒く、でも背中から翼に掛かる部分は親にも引けをとらないほど、既に鮮やかな藍色に近づいている。 クチバシは親の半分の長さ。でも鋭い。。。 親は何処に?見回しても見当たらない。 キット狩りに出かけているのだろう。。
ここからは自分の知らないカワセミの世界に入っていく。。。カワセミ親子の一挙指一投足が初めて見る光景ばかり。。。雛たちにとって初めて見る世界! どんな一日になるのでしょうか。。。楽しみです!
巣立ちの雛、第一号! 世に出て最初の羽ばたき!!快適なり!(この日、最初のショットでした!)
でも、一人ぼっちで淋しそう。。。。 と思っていると。。
茂みの中からもう一羽が下りてきた。。雛、第二号! どちらが兄貴かまだわかりません。。。
さ~~て、と。。。これから何を。。興味津々・初めて見るものばかり。(左の雛の足はほぼ真っ黒)
左雛:”それじゃあ、チョっクラ飛んで見るか。翼のテストをせにゃならん。”右雛:”それもいいねェ!”
”あらヨットぅ。。。 お前もやってみりょう!” 右の雛もそれにつられて。。
二人の初めての飛行テスト! 飛んでは見たものの、なんとなくおぼつかない。。。 ”ぅぅ~~ん、うまくいかないもんだなあぁ。。。”
”あらよっと~っ” 着地もままならない。。。
左の雛はどうかな? ”体制を整えて、留まり木の上でホバをして。。。” 今度はうまく行きそう?
”あらよっと~っ” ”うう~~ん、留まり木が太すぎんだよう。。。。。" どうやら初飛行は二人とも失敗のようである。。 でも、初めての経験を大いに楽しんでいるよう。。
すると、二人が突然右の方に目を向ける。”どうやら自分たちの失敗を見ていたヤツがいるらしい。。。”
彼らの目の先をみると、そこには第三号の雛が悠然と留まっていた。。容姿はお腹の色も、頭の色も、足も、全容がどす黒いが、第一日目の雛としてはバランスがとても良くとれている。。よう~く見ると、下クチバシの根元が赤くなっているように見える。もしかしたら長女かも。。。 =>その2へ続く
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Day1:親が雛に餌を運ぶ日々が既に4週間。。。ここ2~3日は運ぶ餌も一段と大きくなり巣立ちは間もない。。と地の方が教えてくれました。それから5日目の早朝6時半。川辺べりの木に泥まみれに近い色をしたカワセミがちょこんと留まっているのが目に入る。耳を澄ますと周囲の樹々の中で、チチッ、チチッ と幼い鳴声がしきりに聞こえてくる。。すると、もう一羽が藪の中から舞い降りてきて先の一羽に並ぶ。。。
”巣立ちだ!”まさか巣立ちの日に巡り会えるとは!その感激は一入!思わずシャッターを切る指先が震える、感動の一瞬でした。(4羽の巣立ち)
雛達が卵から孵ってから今日までの間、あの真っ暗な1.5mもある横穴の中でどう過ごしてきたのか。。。外界といえば暗闇にさし込む小さな一点の光りだけ。。。
巣穴では羽ばたきもままならず、果たしていきなり飛び出してうまく飛べるのであろうか。。。目は見えるのだろうか。。。雛たちは暗闇の中から飛び出た瞬間、一番先に何を思うのだろう。。。。頭の中は想像だけが駆け巡る。。。。
”オギャ~ッ”とお母さんのお腹から世の中に出てきた瞬間、自分は何を思ったのだろう。。。。その一瞬たりとも覚えはない。自分が男か女かもわからない。。。
人間なのか、何なのかさえ解からない。 ただ泣くことで母親に生命の維持をせがむ。。。 カワセミの雛と同じだ。。。と思うととても滑稽になる。
カワセミの雛達は想像以上に逞しく、”巣立ちの日”とは思えない、体の腹部こかけてど泥茶色、足はどす黒く、でも背中から翼に掛かる部分は親にも引けをとらないほど、既に鮮やかな藍色に近づいている。 クチバシは親の半分の長さ。でも鋭い。。。 親は何処に?見回しても見当たらない。 キット狩りに出かけているのだろう。。
ここからは自分の知らないカワセミの世界に入っていく。。。カワセミ親子の一挙指一投足が初めて見る光景ばかり。。。雛たちにとって初めて見る世界! どんな一日になるのでしょうか。。。楽しみです!
巣立ちの雛、第一号! 世に出て最初の羽ばたき!!快適なり!(この日、最初のショットでした!)

でも、一人ぼっちで淋しそう。。。。 と思っていると。。

茂みの中からもう一羽が下りてきた。。雛、第二号! どちらが兄貴かまだわかりません。。。

さ~~て、と。。。これから何を。。興味津々・初めて見るものばかり。(左の雛の足はほぼ真っ黒)

左雛:”それじゃあ、チョっクラ飛んで見るか。翼のテストをせにゃならん。”右雛:”それもいいねェ!”

”あらヨットぅ。。。 お前もやってみりょう!” 右の雛もそれにつられて。。

二人の初めての飛行テスト! 飛んでは見たものの、なんとなくおぼつかない。。。 ”ぅぅ~~ん、うまくいかないもんだなあぁ。。。”

”あらよっと~っ” 着地もままならない。。。

左の雛はどうかな? ”体制を整えて、留まり木の上でホバをして。。。” 今度はうまく行きそう?

”あらよっと~っ” ”うう~~ん、留まり木が太すぎんだよう。。。。。" どうやら初飛行は二人とも失敗のようである。。 でも、初めての経験を大いに楽しんでいるよう。。

すると、二人が突然右の方に目を向ける。”どうやら自分たちの失敗を見ていたヤツがいるらしい。。。”

彼らの目の先をみると、そこには第三号の雛が悠然と留まっていた。。容姿はお腹の色も、頭の色も、足も、全容がどす黒いが、第一日目の雛としてはバランスがとても良くとれている。。よう~く見ると、下クチバシの根元が赤くなっているように見える。もしかしたら長女かも。。。 =>その2へ続く

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カワセミ 巣穴の雛への餌運び その3
カワセミ 巣穴の雛への餌運び その3 珍味のザリガニ
親はついにザリガニまで咥えてきました。。。
まさかザリガニを雛に??? まだ生まれて一ヶ月もしない雛の胃袋にザリガニ?。。いくらいろいろな味を覚えさせると言っても限度があるというもの。。。。
あきれながら見ていると、さっそく料理に取り掛かる。 何度も何度も硬いからを止まり木に打ちつけ、首を振り回し、殻を砕き、角をとり、ついには人間の食べるやわらかい背中身を出し、頭を砕いてやわらかく。。。準備完了までには5分以上もクチバシを駆使しての大奮闘。。 その姿こそ、母親が赤ちゃんにミルクを飲ませるのに、哺乳瓶を何度も手にとって温度を確かめる愛情にそっくり。。。
今、人間の社会では母親が子育てに業を煮やし、虐待を繰り返した挙句、ついには死に至らしめてしまう悲しいニュースが日本のあちこちに飛び交っている。。。 そんな親にこのカワセミの子育てを見せて挙げたい。。彼らは4羽もの雛(後で知る)を、決してくじけることなく巣立ちまで、そして独り立ちする日まで懸命に育て上げるのです。 カワセミの子育てに多くを学ぶことが出来ました。。。。
お父さんが変なものを咥えてきました。。。 それって、ザリガニ??
反対側から見ると、確かにザリガニである。。 でも可愛い! ザリガニのベイビー? いくら小さいからと言っても、彼らはまだ生後一ケ月もしない雛だようぅ!!
では、早速料理に取り掛かろう! 料理しやすい細枝に~~~
ここならゆっくり料理が出来そう!
さて、じっくりと料理のお手並み拝見! 先ずは頭を砕いて。。。
そして、お腹の殻を砕き。。。。
一番堅い頭から背中にかけて柔らかく! 何度も、何度もまな板に打ち付ける。。。
そして、背中身の柔らかくなったことを確かめる。。
更に、念には念を入れ、頭をもう一度。。。 クチバシは鋼(ハガネ)!

そして、腹の部分もはどうかなぁ?
どうやら全体が柔らかい満足の状態になったようである。。。。
それでも、ザリガニの殻をむくまでには至らない。。 できるだけ細かく砕くしかない。。。 われらが蟹の爪を歯で割るように。。。
最後に出来上がりの感触を確かめて。。カワセミのクチバシの強さに感服!クチバシはカワセミの命! あるときは強力なハサミに、鋭いナイフに。そして獲物を捕らえる武器に!
これでよし! 誰にあげようかなあぁ~~ (それでも育ちの遅い雛にはムリと思うけど。。。) (完)
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親はついにザリガニまで咥えてきました。。。
まさかザリガニを雛に??? まだ生まれて一ヶ月もしない雛の胃袋にザリガニ?。。いくらいろいろな味を覚えさせると言っても限度があるというもの。。。。
あきれながら見ていると、さっそく料理に取り掛かる。 何度も何度も硬いからを止まり木に打ちつけ、首を振り回し、殻を砕き、角をとり、ついには人間の食べるやわらかい背中身を出し、頭を砕いてやわらかく。。。準備完了までには5分以上もクチバシを駆使しての大奮闘。。 その姿こそ、母親が赤ちゃんにミルクを飲ませるのに、哺乳瓶を何度も手にとって温度を確かめる愛情にそっくり。。。
今、人間の社会では母親が子育てに業を煮やし、虐待を繰り返した挙句、ついには死に至らしめてしまう悲しいニュースが日本のあちこちに飛び交っている。。。 そんな親にこのカワセミの子育てを見せて挙げたい。。彼らは4羽もの雛(後で知る)を、決してくじけることなく巣立ちまで、そして独り立ちする日まで懸命に育て上げるのです。 カワセミの子育てに多くを学ぶことが出来ました。。。。
お父さんが変なものを咥えてきました。。。 それって、ザリガニ??

反対側から見ると、確かにザリガニである。。 でも可愛い! ザリガニのベイビー? いくら小さいからと言っても、彼らはまだ生後一ケ月もしない雛だようぅ!!

では、早速料理に取り掛かろう! 料理しやすい細枝に~~~

ここならゆっくり料理が出来そう!

さて、じっくりと料理のお手並み拝見! 先ずは頭を砕いて。。。

そして、お腹の殻を砕き。。。。

一番堅い頭から背中にかけて柔らかく! 何度も、何度もまな板に打ち付ける。。。

そして、背中身の柔らかくなったことを確かめる。。

更に、念には念を入れ、頭をもう一度。。。 クチバシは鋼(ハガネ)!

そして、腹の部分もはどうかなぁ?

どうやら全体が柔らかい満足の状態になったようである。。。。

それでも、ザリガニの殻をむくまでには至らない。。 できるだけ細かく砕くしかない。。。 われらが蟹の爪を歯で割るように。。。

最後に出来上がりの感触を確かめて。。カワセミのクチバシの強さに感服!クチバシはカワセミの命! あるときは強力なハサミに、鋭いナイフに。そして獲物を捕らえる武器に!

これでよし! 誰にあげようかなあぁ~~ (それでも育ちの遅い雛にはムリと思うけど。。。) (完)


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カワセミ 巣穴の雛に餌運び その2
カワセミ 巣穴の雛に餌運び その2 珍味のドジョウ
カワセミの好物は銀シャリのオイカワですが、今度は妙に細長いものを咥えて帰ってきました。よく見るとドジョウでした。これも珍味なり!巣の中にいる間にいろいろな味を覚えさせるのだそうです。。。狩場は300mも上流にある溜まり場。細長いドジョウはカワセミの長いクチバシに頭を前にして咥えると丁度収まるようで、何の加工もなくそのまま雛に与えられそうである。。。。 でも、このおいしそうな珍味を暗い巣穴中でどの雛がゲットするのだろう。。と想像する。 これまた楽し!です。
また、長い巣穴は防音の効果も兼ねているのでしょうか。。。外には餌をねだる雛の鳴声は一切聞こえてきません。これなら外敵に見つかる心配も無いですね!
なにか細長いものを咥えてきた。よく見るとドジョウだ!周囲に警戒をして、先ず川面の小さな留まり木に!
この時期、手ごろのサイズのドヨウが良く見つかるもんだ!
今度は巣穴の前の細枝に! ドヨウがクチバシの長さにピッタリ収まっている。。。
巣穴に入るのには充分すぎるほどの警戒振り。。いつも場所を変えては巣への接近を計る。
このドジョウが一番おいしそう!
それにしても、良くぞ沢山ドヨウがいるもんだ。。この分なら全員にゆき渡りそうかな?
上の方で他の鳥の鳴声がする。。。 たとえ鳥仲間であっても警戒心はおこたらない!
珍味を加えて、いざ雛のもとへ! 翼を広げて飛ぶ姿は、いつ見ても美しい !! (完)
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カワセミの好物は銀シャリのオイカワですが、今度は妙に細長いものを咥えて帰ってきました。よく見るとドジョウでした。これも珍味なり!巣の中にいる間にいろいろな味を覚えさせるのだそうです。。。狩場は300mも上流にある溜まり場。細長いドジョウはカワセミの長いクチバシに頭を前にして咥えると丁度収まるようで、何の加工もなくそのまま雛に与えられそうである。。。。 でも、このおいしそうな珍味を暗い巣穴中でどの雛がゲットするのだろう。。と想像する。 これまた楽し!です。
また、長い巣穴は防音の効果も兼ねているのでしょうか。。。外には餌をねだる雛の鳴声は一切聞こえてきません。これなら外敵に見つかる心配も無いですね!
なにか細長いものを咥えてきた。よく見るとドジョウだ!周囲に警戒をして、先ず川面の小さな留まり木に!

この時期、手ごろのサイズのドヨウが良く見つかるもんだ!
今度は巣穴の前の細枝に! ドヨウがクチバシの長さにピッタリ収まっている。。。

巣穴に入るのには充分すぎるほどの警戒振り。。いつも場所を変えては巣への接近を計る。

このドジョウが一番おいしそう!

それにしても、良くぞ沢山ドヨウがいるもんだ。。この分なら全員にゆき渡りそうかな?

上の方で他の鳥の鳴声がする。。。 たとえ鳥仲間であっても警戒心はおこたらない!

珍味を加えて、いざ雛のもとへ! 翼を広げて飛ぶ姿は、いつ見ても美しい !! (完)

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カワセミ 巣穴の雛に餌運び その1
カワセミ 巣穴の雛に餌運びその1 炊きたての銀シャリ
この日は巣立ちの日から逆算して丁度10前になります。親が忙しそうに餌運びに精を出していました。 見ているとかなり大きなオイカワ(山女の仲間)を口に咥え、一旦近くの止まり木に留まり、周囲の安全を確認? と、あっという間に巣穴に飛び込んでいく。そして、入ったかと思うと、10秒もしないで一目散に飛び出していきます。1.5mもの真っ暗ら穴。どうやって雛に与えるのでしょうか。。。ところで、どんな餌を運んできてくれるのか、とても楽しみです。。。。
”獲りたてのオイカワ”は”炊き立ての銀シャリ”のように朝日に輝く! (お母さん) 大分サイズが大きいですね! 雛はホントに飲み込めるの?
それにしても、なんと美味しそうな魚! そのままワサビつけてぐっと!といきたいですね!

何とか雛の食べやすいようにしなければ。。。 まだ尾をぴんぴん跳ね息するオイカワを手際よく料理!
雛の食べやすいように、頭を前にして、準備完了!
そして、待ちわびる雛達のもとへ! でも、真っ暗な中で、どの雛に、どのようにあげるの?未知の世界。。。
今度はお父さんがきた! 輝く銀シャリ! ”俺の方のがうまいぞうぅ”と言いたげ。。。

シッカリ頭の向きを前にしたら、あとは雛のところへ行くだけ!
こんなに大きな魚を丸飲みするからには、巣立ちはそう遠くはない。。。地の人が教えてくた。。
そしてお父さんは巣穴へ一目散! 一体雛は何羽いるのだろう。。。巣立ちの日が待ちどうしい!
=>その2へ続く
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この日は巣立ちの日から逆算して丁度10前になります。親が忙しそうに餌運びに精を出していました。 見ているとかなり大きなオイカワ(山女の仲間)を口に咥え、一旦近くの止まり木に留まり、周囲の安全を確認? と、あっという間に巣穴に飛び込んでいく。そして、入ったかと思うと、10秒もしないで一目散に飛び出していきます。1.5mもの真っ暗ら穴。どうやって雛に与えるのでしょうか。。。ところで、どんな餌を運んできてくれるのか、とても楽しみです。。。。
”獲りたてのオイカワ”は”炊き立ての銀シャリ”のように朝日に輝く! (お母さん) 大分サイズが大きいですね! 雛はホントに飲み込めるの?

それにしても、なんと美味しそうな魚! そのままワサビつけてぐっと!といきたいですね!

何とか雛の食べやすいようにしなければ。。。 まだ尾をぴんぴん跳ね息するオイカワを手際よく料理!

雛の食べやすいように、頭を前にして、準備完了!

そして、待ちわびる雛達のもとへ! でも、真っ暗な中で、どの雛に、どのようにあげるの?未知の世界。。。

今度はお父さんがきた! 輝く銀シャリ! ”俺の方のがうまいぞうぅ”と言いたげ。。。

シッカリ頭の向きを前にしたら、あとは雛のところへ行くだけ!
こんなに大きな魚を丸飲みするからには、巣立ちはそう遠くはない。。。地の人が教えてくた。。

そしてお父さんは巣穴へ一目散! 一体雛は何羽いるのだろう。。。巣立ちの日が待ちどうしい!
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カワセミ 雛への給餌 その7
カワセミ 雛への給餌 その7 感動の胃袋給餌
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Day3:2男坊が巣穴の前の茂みに留まっています。巣はちょうどこの茂みの奥3m先の垂直立つ土壁に1.5mほど掘った横穴。その上方は深い竹林に覆われ、テン、蛇など外敵に襲われる心配は殆どない。その前に流れる鶴見川は川幅も狭く、流れも緩やかで浅く、鯉、鯰、亀、オイカワなど、種々の生物が生息しており、子育ての餌には全く事欠かない。今夏ばかりは足しげく通い、これまで知ることの出来なかった彼らの生活をいろいろと垣間見ることができました。
さて、他の雛より成長の早い2男坊、お父さんが止まり木に来たのを見て、早速茂みからとび出てきました。でも残念でした!お父さんは好物のオイカワを携えてはいません。 また近くにいた君(2男坊)に声をかけることもしていません。 それなのに君はどうしてそんなに親に擦り寄り、大きな口を開けて餌をねだるの?? 何故? 自分にはその仕草がどうしても理解出来ないままに、黙々とシャッターを押す。。。。 が、10分もその動きを見ているうちに、漸くその答えを得ることが出来ました。、 自分はそれを”感動の胃袋給餌”と名付けることにしました。。。そしてそれは自身のこれまで持っていた給餌概念を大幅に変える大発見でした。 カワセミ君の”胃袋給餌”に乾杯!! でも雛達が「獲物も咥えていない親のお腹にご馳走がある」とはどうして解かるのか? 依然未解決のままです。。(完)
巣の前にある茂みに2男坊が留まっていました。。これなら茂みに溶け込み、外敵に襲われる心配もなし! 巣穴はこの茂み奥3m先にある。。

巣の上方は鬱蒼とした竹林。。。他の鳥の仲間も沢山住んでいる。。。

とうとうと静かに流れる鶴見川。この日は前日の大雨でかなり水かさが増していた。。 釣り人が直ぐ隣で釣り糸をたれている(麦わら帽子)。
そして、こんな大きな鯉を釣り上げた。 これは釣りの醍醐味を楽しむだけで直ぐ放流するのだそうだ。。。

お父さんが止まり木に留まるのをみて、2男坊は早速親のところに! 呼ばれてもいないのに。。。

”お・と・お・さ~ん。。。お・な。か 空いたぁよう~~”
”お願いぃ~、何か食べさせてェ。。。。” (つぶやき・餌を持っていない親にどうしておねだりするの?)
”お父さん、なにか食べさせてェ~ お腹空いたよう!” ”なにぃ? 餌など何処にもありゃせんよっ! 盛んにせがむ息子に親は冷たい。。。(二人の翼を広げた姿が美しい!)

口を大きく開けて、今いちど”おねがい~~~~” 親も一緒に口をあけるが。。。

”お・と・う・さ・~ん! お腹ぺこぺこ。。。 何とかしてェ~” 再三のせがみに、さて、親はどうする? 餌もないのに。。。。

あらゆる手段を講じて餌をねだる2男坊。。。。こんな仕草がもう10分以上も続いている。。。 成長の早いヒナへのいじめであろうか。。。

そして、ついにその瞬間が来た! 親のクチバシが確実に子供の口の中に!!
正に、胃袋から消化寸前の餌を取り出しての給餌である!

感動の瞬間! 父上の胃袋からの給餌である! やはり成長の早い雛は吸い上げが力強い!

2男 ”ああ、美味しかった!!!” 父 ”どうだぁ、お腹一杯になったか?”

”うう~ん。。。” 2男坊の表情が見えないのが残念。。。 親は逆流させた胃を整えている模様。。。

親のつぶやき: ”それにしてもお前はどうして俺の胃の中がわかったの?。。。”
君達がちゃんと早く来れば大きい魚をあげられるんだよ! まだ物足りなさそうな2男坊だが。。。
こうして親が魚を咥えていなくとも、雛たちは餌をもらえることを知っているかのようでした。。 そして、親は子供のどんな場合においても給餌の準備を忘れない! 親の危機管理に感服!( 完 )

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Day3:2男坊が巣穴の前の茂みに留まっています。巣はちょうどこの茂みの奥3m先の垂直立つ土壁に1.5mほど掘った横穴。その上方は深い竹林に覆われ、テン、蛇など外敵に襲われる心配は殆どない。その前に流れる鶴見川は川幅も狭く、流れも緩やかで浅く、鯉、鯰、亀、オイカワなど、種々の生物が生息しており、子育ての餌には全く事欠かない。今夏ばかりは足しげく通い、これまで知ることの出来なかった彼らの生活をいろいろと垣間見ることができました。
さて、他の雛より成長の早い2男坊、お父さんが止まり木に来たのを見て、早速茂みからとび出てきました。でも残念でした!お父さんは好物のオイカワを携えてはいません。 また近くにいた君(2男坊)に声をかけることもしていません。 それなのに君はどうしてそんなに親に擦り寄り、大きな口を開けて餌をねだるの?? 何故? 自分にはその仕草がどうしても理解出来ないままに、黙々とシャッターを押す。。。。 が、10分もその動きを見ているうちに、漸くその答えを得ることが出来ました。、 自分はそれを”感動の胃袋給餌”と名付けることにしました。。。そしてそれは自身のこれまで持っていた給餌概念を大幅に変える大発見でした。 カワセミ君の”胃袋給餌”に乾杯!! でも雛達が「獲物も咥えていない親のお腹にご馳走がある」とはどうして解かるのか? 依然未解決のままです。。(完)
巣の前にある茂みに2男坊が留まっていました。。これなら茂みに溶け込み、外敵に襲われる心配もなし! 巣穴はこの茂み奥3m先にある。。

巣の上方は鬱蒼とした竹林。。。他の鳥の仲間も沢山住んでいる。。。

とうとうと静かに流れる鶴見川。この日は前日の大雨でかなり水かさが増していた。。 釣り人が直ぐ隣で釣り糸をたれている(麦わら帽子)。

そして、こんな大きな鯉を釣り上げた。 これは釣りの醍醐味を楽しむだけで直ぐ放流するのだそうだ。。。

お父さんが止まり木に留まるのをみて、2男坊は早速親のところに! 呼ばれてもいないのに。。。

”お・と・お・さ~ん。。。お・な。か 空いたぁよう~~”

”お願いぃ~、何か食べさせてェ。。。。” (つぶやき・餌を持っていない親にどうしておねだりするの?)

”お父さん、なにか食べさせてェ~ お腹空いたよう!” ”なにぃ? 餌など何処にもありゃせんよっ! 盛んにせがむ息子に親は冷たい。。。(二人の翼を広げた姿が美しい!)

口を大きく開けて、今いちど”おねがい~~~~” 親も一緒に口をあけるが。。。

”お・と・う・さ・~ん! お腹ぺこぺこ。。。 何とかしてェ~” 再三のせがみに、さて、親はどうする? 餌もないのに。。。。

あらゆる手段を講じて餌をねだる2男坊。。。。こんな仕草がもう10分以上も続いている。。。 成長の早いヒナへのいじめであろうか。。。

そして、ついにその瞬間が来た! 親のクチバシが確実に子供の口の中に!!
正に、胃袋から消化寸前の餌を取り出しての給餌である!

感動の瞬間! 父上の胃袋からの給餌である! やはり成長の早い雛は吸い上げが力強い!

2男 ”ああ、美味しかった!!!” 父 ”どうだぁ、お腹一杯になったか?”

”うう~ん。。。” 2男坊の表情が見えないのが残念。。。 親は逆流させた胃を整えている模様。。。

親のつぶやき: ”それにしてもお前はどうして俺の胃の中がわかったの?。。。”

君達がちゃんと早く来れば大きい魚をあげられるんだよ! まだ物足りなさそうな2男坊だが。。。
こうして親が魚を咥えていなくとも、雛たちは餌をもらえることを知っているかのようでした。。 そして、親は子供のどんな場合においても給餌の準備を忘れない! 親の危機管理に感服!( 完 )

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カワセミ 雛への給餌 その6
カワセミ 雛への給餌 その6 こんな給餌もあるんだ! 解けない疑問?
***** 画像上でワン・クリックし、フルサイズでご覧ください *****
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Day3: 前章(その5)で初めて見た”魚を咥えない給餌”。。。自分でもまだ半信半疑でおりましたが、今度は母親と3男坊主の間でこの”胃袋からの給餌”が始まりました。(勿論、初めは解からなかったのですが。。。)カワセミは子沢山。(一度に5羽~6羽孵化させることもあるそうです)4羽の雛を育てねば!と思うと餌の狩りに休んでいる暇はありません。でも、好奇心旺盛な雛達は巣立ちのその日からかなり広範囲に周囲を飛び回ってなかなか帰ってきません。。。確かにあの大きなオイカワを一度飲み込んだら当分お腹は空かないでしょう。。。だから、親が折角餌を運んできても雛達は必ずしもそこにいるとは限りません。そんな時のために”胃袋からの給餌”を考えついたのでしょうか? これは多くの鳥にはごく普通の光景。でもカワセミだけは ”必ず魚を獲ってきて与える”という先入観が自然にこびりついていたようです。親の英知に感服!です。
それにしても、もうひとつ残る疑問。
”いつもは獲物を咥えて来て雛を呼ぶ親が ”獲物は咥えていない。雛を呼んでもいない。”のに、雛はどのようにして親の胃袋に餌があることを知って擦り寄ってくるのでしょうか??。。”親の口から匂い?” ”それとも本能?”チャンスがあれば、是非雛達に聞いてみようと思います。(乞うご期待!)=> その7に続く
”おかあさ~ん、お腹が空いたぁ!”母が何も持っていないのに、なぜか、3男が母親に擦り寄ってきた。。。
”何処行ってたのうぅぅ~? 食べ物なんかなんもないよう!” 冷たく撥ねつける母。。。strong>

”そんな冷たいこといわないでェ~ た・の・む・か・らっぁ!!” ひたすら親を追いかける。。。
”ねえ~ お願いだからちょうだいぃぃ!” ”餌なんかあるもんか” ただ冷たい返事を繰り返す親。。。

”何もないと言ったら無いんだようぅ!” ”もうあっちに行って遊んでらっしゃい~” 執拗な親の突き放し。。。。

”ほーら、ホントにないだろう?” 口を大きく開けて見せて、隣の止まり木へ。。。 これがあの長男にする”過酷な嫌がらせ”の始まりなのか。。。。

”でも母さんは持っている!” 飛んでいった母を目で追ってつぶやく3男。。。

何処までも母を追いかける。。。”絶対に諦めないぞうぅっ!” 3男の執念。。。。

そして、大きな口をあけてお・ね・だ・り。。。 何故か、母さんも大きな口を開ける。。。
(口を開けているときはお互い鳴声は発しない)

なんと、次の瞬間、驚きの”魚を咥えない給餌”の瞬間である。3男の執拗な催促に屈したのか、母は突然自分の口を3男の口に持っていき、餌を胃袋から吐き出しているではないか!!!(これで納得!)

”ああ美味しかった!” 3男の満足そうな表情が可愛い。。。s

”もう少しちょうだい~~”控えめに更におねねだり。。。(魚一匹の豪華食事とは違い、腹4~5分目)

>”もうだめよっ!” 母は強し、また餌を求めて飛んでいく。。。母親から見事餌を射止めて勝ち誇った3男の顔が眩しい。。 しつこいようだが、彼はどうして母親の胃袋に餌のあることが解かっていたのだろう?。。。 => その7へ続く。。。。

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Day3: 前章(その5)で初めて見た”魚を咥えない給餌”。。。自分でもまだ半信半疑でおりましたが、今度は母親と3男坊主の間でこの”胃袋からの給餌”が始まりました。(勿論、初めは解からなかったのですが。。。)カワセミは子沢山。(一度に5羽~6羽孵化させることもあるそうです)4羽の雛を育てねば!と思うと餌の狩りに休んでいる暇はありません。でも、好奇心旺盛な雛達は巣立ちのその日からかなり広範囲に周囲を飛び回ってなかなか帰ってきません。。。確かにあの大きなオイカワを一度飲み込んだら当分お腹は空かないでしょう。。。だから、親が折角餌を運んできても雛達は必ずしもそこにいるとは限りません。そんな時のために”胃袋からの給餌”を考えついたのでしょうか? これは多くの鳥にはごく普通の光景。でもカワセミだけは ”必ず魚を獲ってきて与える”という先入観が自然にこびりついていたようです。親の英知に感服!です。
それにしても、もうひとつ残る疑問。
”いつもは獲物を咥えて来て雛を呼ぶ親が ”獲物は咥えていない。雛を呼んでもいない。”のに、雛はどのようにして親の胃袋に餌があることを知って擦り寄ってくるのでしょうか??。。”親の口から匂い?” ”それとも本能?”チャンスがあれば、是非雛達に聞いてみようと思います。(乞うご期待!)=> その7に続く
”おかあさ~ん、お腹が空いたぁ!”母が何も持っていないのに、なぜか、3男が母親に擦り寄ってきた。。。

”何処行ってたのうぅぅ~? 食べ物なんかなんもないよう!” 冷たく撥ねつける母。。。strong>

”そんな冷たいこといわないでェ~ た・の・む・か・らっぁ!!” ひたすら親を追いかける。。。

”ねえ~ お願いだからちょうだいぃぃ!” ”餌なんかあるもんか” ただ冷たい返事を繰り返す親。。。

”何もないと言ったら無いんだようぅ!” ”もうあっちに行って遊んでらっしゃい~” 執拗な親の突き放し。。。。

”ほーら、ホントにないだろう?” 口を大きく開けて見せて、隣の止まり木へ。。。 これがあの長男にする”過酷な嫌がらせ”の始まりなのか。。。。

”でも母さんは持っている!” 飛んでいった母を目で追ってつぶやく3男。。。

何処までも母を追いかける。。。”絶対に諦めないぞうぅっ!” 3男の執念。。。。

そして、大きな口をあけてお・ね・だ・り。。。 何故か、母さんも大きな口を開ける。。。
(口を開けているときはお互い鳴声は発しない)

なんと、次の瞬間、驚きの”魚を咥えない給餌”の瞬間である。3男の執拗な催促に屈したのか、母は突然自分の口を3男の口に持っていき、餌を胃袋から吐き出しているではないか!!!(これで納得!)

”ああ美味しかった!” 3男の満足そうな表情が可愛い。。。s

”もう少しちょうだい~~”控えめに更におねねだり。。。(魚一匹の豪華食事とは違い、腹4~5分目)

>”もうだめよっ!” 母は強し、また餌を求めて飛んでいく。。。母親から見事餌を射止めて勝ち誇った3男の顔が眩しい。。 しつこいようだが、彼はどうして母親の胃袋に餌のあることが解かっていたのだろう?。。。 => その7へ続く。。。。

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