カイツブリの子育て(その2) 泉の森にて
カイツブリの子育て (その2) 泉の森にて
子育てはかくも大変なもの・・・・
突然、青大将に襲われ平和な生活を破られたカイツブリ親子。 父の甲斐が懸命の追い払に戦いを挑む一方、母の可南子は子供たちをしっかり守る。この二人のチームワークは普段から自然に作られているのでしょうか。。素早い甲斐の行動にあの大きな青大将も尻尾をまいて退散! 子を守る捨て身の力ほど強いものはない!
ふたりの危機管理は更に続きます。二人は早々にこれまでの巣を諦め、即、別のところに引っ越しを強行。 まだ本当の危険さえ知らない二人の子供は親の背に乗り、また後に続いていつもと変わらないペースで新鮮な世界の景色を楽しんでおりました。 親の苦労、子知らず・・・・ とは、こんなに早い時期から身にしみこむのでしょうか。。。。
人間は勿論ですが、 全ての動物にとって、子育って本当に大変なんですね。 唯一人間と違うところは、動物は子供が独り立ちするや否や、もうその子共たちの世話は卒業できる。。。でも、人間にとっては子供の成長に合わせて気苦労の種類と度合が変化することすらあれ、自分たちが息を引きとるその瞬間まで”卒業”という言葉は無いように思えます。。
私たちにとって、これは切なさなのでしょうか。 それとも歓びなのでしょうか。。。。。 カイツブリ親子の天敵に果敢に立ち向かい強く生きる姿が、思わず自分の人生に重なりました。。 カイツブリ親子に幸あれ! (完)
画像上をワンクリック! 150%に拡大してご覧ください。
父親の甲斐。 息子の健を背中に乗せて・・・ 引っ越しがてら散歩にとしゃれ込んだ!
健を載せて大池の真ん中辺まで繰り出してきた。 ここなら あ・ん・し・ん!
父の背中にとって! 最高! こんな楽ちんなことはない!
こんな風に散歩してくれるのは今のうち・・・・ 雛は鶏の卵ほど。。。
小さな親が小さな子供を背に乗せて。 なんとも言えない微笑ましさ!
そこに、新たな住処さがしにいっていた母親の可南子が戻ってきた。
”あなた、葦の茂みの端にいいところが見つかったわよウ!”

二人はさっそく、その茂みの方へ・・・・ そこは最初の巣から30mも先でした。

先頭に可南子が。遅れじと続く娘のカンナ。 父親と健は悠々と後ろから。
何とも珍道中である!
おや? 甘えん坊の二人が一緒に父親の背中に!!
母親の可南子: ほ~ら、甘えてないで、早く着いといで~~・ 引っ越しだようゥ!
おとうさ~ん、ボクお腹すいた・・・・ 健がぐずる。。。。
しょうがんないなあ・・・ 急いでるのに・・・・ と言いつつ、 甲斐は水草を食んで健に!
甲斐も可南子も子供たちに餌を与えながら、まだ完全に去っていない危険に引っ越しを急ぐ・・・
二人の心配は的中! 一度退散した青大将が再び現れた。
でも、単細胞の青大将・・・
現れたのは、さっき水しぶきを挙げた初めの巣のところ。。 もうそこには親子はいない!

青大将は再び諦めて葦の茂みに戻っていった。。。が、これで諦めるはずもない。。。
こんな危険に昼も夜もさらされて、果たしてカイツブリ親子は無事いきながらえられるのか。。
二週間後、大池を我がものの庭のように泳ぎ回り、親にザリガニをねだる健とカンナを見ると、彼らの強い生命力に絶大の拍手を送りたくなる。 もう少しだ! 頑張れ! (完)

大池の森には、下界の出来事はどこ吹く風。。。コサギがやってきた。。
我が道を行く。。。さて、池には旨そうな獲物の魚影があるかなァ?
平和なコサギの呟きでした。(完)

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子育てはかくも大変なもの・・・・
突然、青大将に襲われ平和な生活を破られたカイツブリ親子。 父の甲斐が懸命の追い払に戦いを挑む一方、母の可南子は子供たちをしっかり守る。この二人のチームワークは普段から自然に作られているのでしょうか。。素早い甲斐の行動にあの大きな青大将も尻尾をまいて退散! 子を守る捨て身の力ほど強いものはない!
ふたりの危機管理は更に続きます。二人は早々にこれまでの巣を諦め、即、別のところに引っ越しを強行。 まだ本当の危険さえ知らない二人の子供は親の背に乗り、また後に続いていつもと変わらないペースで新鮮な世界の景色を楽しんでおりました。 親の苦労、子知らず・・・・ とは、こんなに早い時期から身にしみこむのでしょうか。。。。
人間は勿論ですが、 全ての動物にとって、子育って本当に大変なんですね。 唯一人間と違うところは、動物は子供が独り立ちするや否や、もうその子共たちの世話は卒業できる。。。でも、人間にとっては子供の成長に合わせて気苦労の種類と度合が変化することすらあれ、自分たちが息を引きとるその瞬間まで”卒業”という言葉は無いように思えます。。
私たちにとって、これは切なさなのでしょうか。 それとも歓びなのでしょうか。。。。。 カイツブリ親子の天敵に果敢に立ち向かい強く生きる姿が、思わず自分の人生に重なりました。。 カイツブリ親子に幸あれ! (完)
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父親の甲斐。 息子の健を背中に乗せて・・・ 引っ越しがてら散歩にとしゃれ込んだ!

健を載せて大池の真ん中辺まで繰り出してきた。 ここなら あ・ん・し・ん!

父の背中にとって! 最高! こんな楽ちんなことはない!

こんな風に散歩してくれるのは今のうち・・・・ 雛は鶏の卵ほど。。。
小さな親が小さな子供を背に乗せて。 なんとも言えない微笑ましさ!

そこに、新たな住処さがしにいっていた母親の可南子が戻ってきた。
”あなた、葦の茂みの端にいいところが見つかったわよウ!”

二人はさっそく、その茂みの方へ・・・・ そこは最初の巣から30mも先でした。

先頭に可南子が。遅れじと続く娘のカンナ。 父親と健は悠々と後ろから。
何とも珍道中である!

おや? 甘えん坊の二人が一緒に父親の背中に!!

母親の可南子: ほ~ら、甘えてないで、早く着いといで~~・ 引っ越しだようゥ!

おとうさ~ん、ボクお腹すいた・・・・ 健がぐずる。。。。

しょうがんないなあ・・・ 急いでるのに・・・・ と言いつつ、 甲斐は水草を食んで健に!

甲斐も可南子も子供たちに餌を与えながら、まだ完全に去っていない危険に引っ越しを急ぐ・・・

二人の心配は的中! 一度退散した青大将が再び現れた。

でも、単細胞の青大将・・・
現れたのは、さっき水しぶきを挙げた初めの巣のところ。。 もうそこには親子はいない!

青大将は再び諦めて葦の茂みに戻っていった。。。が、これで諦めるはずもない。。。
こんな危険に昼も夜もさらされて、果たしてカイツブリ親子は無事いきながらえられるのか。。
二週間後、大池を我がものの庭のように泳ぎ回り、親にザリガニをねだる健とカンナを見ると、彼らの強い生命力に絶大の拍手を送りたくなる。 もう少しだ! 頑張れ! (完)

大池の森には、下界の出来事はどこ吹く風。。。コサギがやってきた。。

我が道を行く。。。さて、池には旨そうな獲物の魚影があるかなァ?
平和なコサギの呟きでした。(完)

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カイツブリの子育て (その1) 泉の森にて
カイツブリの子育て (その1) 泉の森にて
雛・危うし、 天敵・青大将が!
前章までにカイツブリ両親・甲斐と可南子の愛情一筋にすくすく育っている子供の健とカンナをご紹介しました。 舞台はその2週間前にさかのぼります。雛の健とカンナは無事巣立ちを果たしました。。。。でもまだ潜ることも、餌を獲ることも知らない産(うぶ)な二人。 只々、巣の周辺で初めて見る世の中の景色に興味津々。無事巣立ちは果たしものの、一番危険な第二ステージ・・・・
カワセミを待って、大池の畔にカメラを構えていると、対岸の葦の茂みで水を打つ大きな音とともに、すさまじい水しぶきが上がった。何んだろう・・・と目をやると、水しぶきのほか、何の姿も見えない中、水面だけが荒く揺れている。
次の瞬間、最初の水しぶきからかなり離れたところに、2m以上もありそうな青大将の顔が浮き上がった。と、その目の前にカイツブリの甲斐が首をもたげたではありませんか! 水しぶきの上がった子供たちのいる場所から、一刻も早く青大将を遠ざけようと、ここまで誘きだしたのでした。 そして、甲斐の戦いが始まったのです。 小さな体を一杯に使って水しぶきを挙げては潜り、また水しぶきを上げる。。 懸命の戦い!
それにしても、自分の命を投げ打ってまでも子供たちを護ろうとするカイツブリの親の姿には、唯々頭が下がります。 乳飲み子を抱える現代の父母に見せてあげたい・・・・ さて、執拗な甲斐の攻撃に、青大将はどうなったのでしょうか・・・・・・ ==>(その2)へ続く
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カワセミを待っていると、突然、葦の茂みに大きな音とともに水しぶきが上がった・・・・

なんだろう?・・・ よう~~~~く見ると、水しぶきの中に蛇のあたまらしきものが。。。

すると、数メートルさきに大きな青大将が身を乗り出した!
水しぶきの上がったところにはカイツブリ親子が・・・
蛇はカイツブリの雛を狙ってやってきたことがわかりました。。。
青大将の目の前に、父親の甲斐が首を出しました。
甲斐は、とっさに身を翻し、大きな水しぶきとともに青大将をここまで誘き寄せたのです・・・
甲斐の壮絶な戦いが始まりました。 大切な家族を守るために!
自身の小さな身体を忘れて巨大な敵に挑む甲斐の姿は、正に捨て身の構え。
不敵な青大将を舌をペロリと出して・・・
懸命に足を蹴って水を掻き立ては・・・・
精一杯の水しぶきを掻き立て潜水をして。また水しぶきを!
予想外の迎撃に、青大将は遂に退散。。。。甲斐は無事天敵を追い払いに成功!
たちまち葦の中へ・・・・ あまりの興奮にピンボケ・・・ それにしても蛇が水鳥の天敵とは・・・

親は強し! 無事天敵を追い払った甲斐は雛を背中に乗せて、妻の可南子に話す。。。
巣を引っ越そう!

早速、二人は子供たちを背中に乗せて巣の移動を開始!
元の場所からできるだけ遠いところへ・・・・ それにしても、蛇はまだ葦の茂みに潜む。。。

それでも、雛たちはしっかりの親の背中のに守られて。 これなら安全!カイツブリの万全の危機管理に感動するばかりでした。。 ==>(その2)へ続く

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雛・危うし、 天敵・青大将が!
前章までにカイツブリ両親・甲斐と可南子の愛情一筋にすくすく育っている子供の健とカンナをご紹介しました。 舞台はその2週間前にさかのぼります。雛の健とカンナは無事巣立ちを果たしました。。。。でもまだ潜ることも、餌を獲ることも知らない産(うぶ)な二人。 只々、巣の周辺で初めて見る世の中の景色に興味津々。無事巣立ちは果たしものの、一番危険な第二ステージ・・・・
カワセミを待って、大池の畔にカメラを構えていると、対岸の葦の茂みで水を打つ大きな音とともに、すさまじい水しぶきが上がった。何んだろう・・・と目をやると、水しぶきのほか、何の姿も見えない中、水面だけが荒く揺れている。
次の瞬間、最初の水しぶきからかなり離れたところに、2m以上もありそうな青大将の顔が浮き上がった。と、その目の前にカイツブリの甲斐が首をもたげたではありませんか! 水しぶきの上がった子供たちのいる場所から、一刻も早く青大将を遠ざけようと、ここまで誘きだしたのでした。 そして、甲斐の戦いが始まったのです。 小さな体を一杯に使って水しぶきを挙げては潜り、また水しぶきを上げる。。 懸命の戦い!
それにしても、自分の命を投げ打ってまでも子供たちを護ろうとするカイツブリの親の姿には、唯々頭が下がります。 乳飲み子を抱える現代の父母に見せてあげたい・・・・ さて、執拗な甲斐の攻撃に、青大将はどうなったのでしょうか・・・・・・ ==>(その2)へ続く
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カワセミを待っていると、突然、葦の茂みに大きな音とともに水しぶきが上がった・・・・

なんだろう?・・・ よう~~~~く見ると、水しぶきの中に蛇のあたまらしきものが。。。

すると、数メートルさきに大きな青大将が身を乗り出した!
水しぶきの上がったところにはカイツブリ親子が・・・
蛇はカイツブリの雛を狙ってやってきたことがわかりました。。。

青大将の目の前に、父親の甲斐が首を出しました。
甲斐は、とっさに身を翻し、大きな水しぶきとともに青大将をここまで誘き寄せたのです・・・

甲斐の壮絶な戦いが始まりました。 大切な家族を守るために!

自身の小さな身体を忘れて巨大な敵に挑む甲斐の姿は、正に捨て身の構え。
不敵な青大将を舌をペロリと出して・・・

懸命に足を蹴って水を掻き立ては・・・・

精一杯の水しぶきを掻き立て潜水をして。また水しぶきを!

予想外の迎撃に、青大将は遂に退散。。。。甲斐は無事天敵を追い払いに成功!
たちまち葦の中へ・・・・ あまりの興奮にピンボケ・・・ それにしても蛇が水鳥の天敵とは・・・

親は強し! 無事天敵を追い払った甲斐は雛を背中に乗せて、妻の可南子に話す。。。
巣を引っ越そう!

早速、二人は子供たちを背中に乗せて巣の移動を開始!

元の場所からできるだけ遠いところへ・・・・ それにしても、蛇はまだ葦の茂みに潜む。。。

それでも、雛たちはしっかりの親の背中のに守られて。 これなら安全!カイツブリの万全の危機管理に感動するばかりでした。。 ==>(その2)へ続く

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カイツブリの子育て (その8) 泉の森にて
カイツブリの子育て (その8)(完)泉の森にて
ダイナミックなあら料理・ようやく頭が取れました!(3of3)
カイツブリ親子の狩りを眺めているうちに知らぬ間に(その8)まで来てしまいました。あの小さな体と一見楊枝の爪のような、か細いクチバシで目いっぱいの獲物を捕える光景は、身体が小さいが故に実にダイナミック! 思わずシャッターを切る指が止まってしまいます。
獲物を口に咥えると、水面に幾重にも水を掻き美しい波紋の縄張りを巡らせる。。 その中で、獲物の料理、雛たちの食事が始まる。 森の緑が青空に溶け、水面が緑色に!風がうっすら戦ぐ。。そんな平和な世界で繰り広げられるカイツブリ親子のショットを完結させるのはとても困難。時計がすっかり止まってしまいました・・・
それでも、この辺で完結させなければご覧いただく皆さんに怒られそうです。。。。 暑さを忘れさせてくれたカイツブリ親子に感謝をしつつこの章を閉じたいと思います。 【完】
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前章であれだけ雛に挙げても、あの大きなザりはまだ大分残っている。。
甲斐は水中から拾い上げると、更に料理を続ける。。。 食欲旺盛な雛も更にお・ね・だり。。。

お父さ~ん、もっと頂戴! カンナがねだっている。。
水面に描かれた緑の波紋! 甲斐はその中で子供たちを誘導・・・・
大きなザりはちぎっても千切ってもなくならない・・・
そして、更に小さく切り裂いて!

カンナ、お・食・べ! 優しい甲斐。
健もカンナも優しい父にしっかり守られて大満足!

父親の甲斐・まだまだ大分残っているザりを決して自分で食べようとしない。。。
これはみんな子供たちのもの!
おっとう!! 父親の甲斐が残りのザリガニをぽ~~mmnと投げた!
どうやら子供たちに狩りの練習をさせているらしい・・・
再び咥えると・・・・・

一旦、子供に咥えさせ、

それをサット取り上げ、いきなり水中を走り出したーーー
水中に何度も落としては、また拾い上げ・・・ まるでザリガニが泳いでいるように見せかける。。少しづつ小さくちぎりながら。。
高度な教育テクニック!! それをじっと見つめる子供たち。
学習が早い! 健が水中から肉片をゲット!
こうして、父親甲斐の教育は、餌を獲るごとに永遠と続くのでした。。。。
幸せな子供たち!
いつも辛抱強い私も、流石に疲れはてました。。。この辺で家路につくことに。
カイツブリ親子と一緒に楽しい一日でした。 健もカンナも大きく育ってまた来年!【完】
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ダイナミックなあら料理・ようやく頭が取れました!(3of3)
カイツブリ親子の狩りを眺めているうちに知らぬ間に(その8)まで来てしまいました。あの小さな体と一見楊枝の爪のような、か細いクチバシで目いっぱいの獲物を捕える光景は、身体が小さいが故に実にダイナミック! 思わずシャッターを切る指が止まってしまいます。
獲物を口に咥えると、水面に幾重にも水を掻き美しい波紋の縄張りを巡らせる。。 その中で、獲物の料理、雛たちの食事が始まる。 森の緑が青空に溶け、水面が緑色に!風がうっすら戦ぐ。。そんな平和な世界で繰り広げられるカイツブリ親子のショットを完結させるのはとても困難。時計がすっかり止まってしまいました・・・
それでも、この辺で完結させなければご覧いただく皆さんに怒られそうです。。。。 暑さを忘れさせてくれたカイツブリ親子に感謝をしつつこの章を閉じたいと思います。 【完】
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前章であれだけ雛に挙げても、あの大きなザりはまだ大分残っている。。
甲斐は水中から拾い上げると、更に料理を続ける。。。 食欲旺盛な雛も更にお・ね・だり。。。

お父さ~ん、もっと頂戴! カンナがねだっている。。

水面に描かれた緑の波紋! 甲斐はその中で子供たちを誘導・・・・
大きなザりはちぎっても千切ってもなくならない・・・

そして、更に小さく切り裂いて!

カンナ、お・食・べ! 優しい甲斐。

健もカンナも優しい父にしっかり守られて大満足!


父親の甲斐・まだまだ大分残っているザりを決して自分で食べようとしない。。。
これはみんな子供たちのもの!

おっとう!! 父親の甲斐が残りのザリガニをぽ~~mmnと投げた!

どうやら子供たちに狩りの練習をさせているらしい・・・
再び咥えると・・・・・

一旦、子供に咥えさせ、

それをサット取り上げ、いきなり水中を走り出したーーー

水中に何度も落としては、また拾い上げ・・・ まるでザリガニが泳いでいるように見せかける。。少しづつ小さくちぎりながら。。
高度な教育テクニック!! それをじっと見つめる子供たち。

学習が早い! 健が水中から肉片をゲット!

こうして、父親甲斐の教育は、餌を獲るごとに永遠と続くのでした。。。。
幸せな子供たち!
いつも辛抱強い私も、流石に疲れはてました。。。この辺で家路につくことに。
カイツブリ親子と一緒に楽しい一日でした。 健もカンナも大きく育ってまた来年!【完】

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カイツブリの子育て (その7) 泉の森にて
カイツブリの子育て (その7) 泉の森にて
ダイナミックなあら料理・ようやく頭が取れました!(2of3)
甲斐のあら料理が続きます。 伝家の宝刀で硬い鎧を解しては水中へ! そしてまた宝刀で・・・その繰り返しののち、漸くザりの頭が取れて白身が見え始めました。 ここまで来るのに45分。。。。
親も忍耐強いが、子供たちの辛抱強さは親よりすごい。。。 ご馳走は、果たして雛たちの口に入るのでしょうか。。。
==>(その8)へ続く
画像上をワンクリック! 150%に拡大してご覧ください。
甲斐の料理が続く。 作戦を変え、ザりの腹部から攻める。。4
大人しく待つカンナと健。

水につけて咥えなおす。。。
そして、腹部を割る! まるで出刃で魚の腹をわるように・・・
見事な腕前!

さすが、水辺の料理人! 遂に頭が取れ、鎧が敗れ、白身が美味しそうにむき出しに!
”お待たせぇぇェッと” 早くみんなこっちへおいでエ! 子供たちを呼び寄せる甲斐。
甲斐・白身を小さくちぎって水中へ・・・
よく見ると、健が潜水して水中に投げられた肉片を獲りに来る。。。
これが狩りの練習か! 特訓か?
健がようやく白身をゲット!

今度を私に~ とばかり、カンナが甲斐のところに。。。
大きなザりの肉片はまだ沢山水底に・・ 甲斐はそれを拾いあげて。。。
更に小さく切り裂いて・・・
無事カンナの口に! うまく飲み込めるかな?
こうして、健もカンナも無事、美味しいザりの白身にありつきました。
水中にはまだザりの肉片があるようです。
甲斐が料理を始めてから、もう一時間も経過。。いつまで続くの?==>(その8)へ続く

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ダイナミックなあら料理・ようやく頭が取れました!(2of3)
甲斐のあら料理が続きます。 伝家の宝刀で硬い鎧を解しては水中へ! そしてまた宝刀で・・・その繰り返しののち、漸くザりの頭が取れて白身が見え始めました。 ここまで来るのに45分。。。。
親も忍耐強いが、子供たちの辛抱強さは親よりすごい。。。 ご馳走は、果たして雛たちの口に入るのでしょうか。。。
==>(その8)へ続く
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甲斐の料理が続く。 作戦を変え、ザりの腹部から攻める。。4
大人しく待つカンナと健。

水につけて咥えなおす。。。

そして、腹部を割る! まるで出刃で魚の腹をわるように・・・

見事な腕前!

さすが、水辺の料理人! 遂に頭が取れ、鎧が敗れ、白身が美味しそうにむき出しに!

”お待たせぇぇェッと” 早くみんなこっちへおいでエ! 子供たちを呼び寄せる甲斐。

甲斐・白身を小さくちぎって水中へ・・・

よく見ると、健が潜水して水中に投げられた肉片を獲りに来る。。。
これが狩りの練習か! 特訓か?

健がようやく白身をゲット!

今度を私に~ とばかり、カンナが甲斐のところに。。。

大きなザりの肉片はまだ沢山水底に・・ 甲斐はそれを拾いあげて。。。

更に小さく切り裂いて・・・

無事カンナの口に! うまく飲み込めるかな?

こうして、健もカンナも無事、美味しいザりの白身にありつきました。
水中にはまだザりの肉片があるようです。
甲斐が料理を始めてから、もう一時間も経過。。いつまで続くの?==>(その8)へ続く

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カイツブリの子育て (その6) 泉の森にて
カイツブリの子育て (その6) 泉の森にて
カイツブリの給餌・料理も本格的になりました!(1of3)
父親の甲斐が息子の健を連れて狩りに出かけました。 健は親に真似てしきりに自分も潜ろうと・・・・・ すると、甲斐が前章よりも更に大きなザリガニを捕まえた。 可南子夫人も、この時のために決して夫から遠くには離れない。 それを見て、さっそく娘のカンナを伴って駆けつける。
どうやら狩りは父親の役割らしい。。。 子供たちは父親の料理が終わるのを今か今かと待ちどうしいほどにまとわりついているのですが、 驚いたことに、健もカンナも決してお互いカツガツ先を争って餌をもらおうとはしないのです。 ただじっと親がくれるのを待つ。 健がもらうのを見て、カンナは横でじっと待つばかり。。。
親の優しさは先に何度も言い尽くしましたが、子供たちがこんなに大人しいとは! まるで生存競争を知らないかのように平和な家族の食事風景で、 見ていて飽きることがありません。
もう少し、そんな父親の大胆かつ、ダイナミックな料理と給餌風景を堪能したいと思います。 ==>その7)へ続く
画像上をワンクリック! 150%に拡大してご覧ください。
父親の甲斐が息子の健を連れて狩りに出かけました。 前章であんなに食べたあとなのに。。。
親と一緒に潜る健・・・・

と、甲斐が大きなザリガニを捕まえた。 前よりもずっと大きい!
こいつはチョット大きいから料理に時間がかかるよウ! わかった・・・(大人しい健)
よっこらショット! 伝家の宝刀も今一・鋭さに欠ける?
硬い鎧はまだビクともしない。。。 おいしそうなご馳走に、カンナも寄ってきた!
でも甲斐は心得ている。 こういう時は水につけて、水の力を借りて・・・・

ダイナミックにシャフリング!
うう~~~ん、それでも大物ザりの鎧は健在。。。。
じっと寄り添う子供たち・・・ お父さん、早くしてぇエ~・ と言っているよう。
寄り添う子供たちをしり目に、 甲斐・こりゃあチョット手ごわいバイ。。。
今一度、大きくシャフリング・・・・

そして水中へド・ボ・ン!
そして、水中へ! 良くしたことにザりは息の根を止められてるので逃げることはない。
健も一緒に潜る! 水に入れるのは子供に水中の獲物を見せる目的も!
再び水中から拾ろい、鎧の割りどころを捜す甲斐。
久しぶりに料理に手こずる甲斐。 どうやら鎧をはがすコツをつかんだようです。。。
健は甲斐の料理をじっと見つめる。。。 なにをか学ばん? ==>(その7)へ続く

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カイツブリの給餌・料理も本格的になりました!(1of3)
父親の甲斐が息子の健を連れて狩りに出かけました。 健は親に真似てしきりに自分も潜ろうと・・・・・ すると、甲斐が前章よりも更に大きなザリガニを捕まえた。 可南子夫人も、この時のために決して夫から遠くには離れない。 それを見て、さっそく娘のカンナを伴って駆けつける。
どうやら狩りは父親の役割らしい。。。 子供たちは父親の料理が終わるのを今か今かと待ちどうしいほどにまとわりついているのですが、 驚いたことに、健もカンナも決してお互いカツガツ先を争って餌をもらおうとはしないのです。 ただじっと親がくれるのを待つ。 健がもらうのを見て、カンナは横でじっと待つばかり。。。
親の優しさは先に何度も言い尽くしましたが、子供たちがこんなに大人しいとは! まるで生存競争を知らないかのように平和な家族の食事風景で、 見ていて飽きることがありません。
もう少し、そんな父親の大胆かつ、ダイナミックな料理と給餌風景を堪能したいと思います。 ==>その7)へ続く
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父親の甲斐が息子の健を連れて狩りに出かけました。 前章であんなに食べたあとなのに。。。

親と一緒に潜る健・・・・

と、甲斐が大きなザリガニを捕まえた。 前よりもずっと大きい!

こいつはチョット大きいから料理に時間がかかるよウ! わかった・・・(大人しい健)

よっこらショット! 伝家の宝刀も今一・鋭さに欠ける?

硬い鎧はまだビクともしない。。。 おいしそうなご馳走に、カンナも寄ってきた!

でも甲斐は心得ている。 こういう時は水につけて、水の力を借りて・・・・

ダイナミックにシャフリング!

うう~~~ん、それでも大物ザりの鎧は健在。。。。
じっと寄り添う子供たち・・・ お父さん、早くしてぇエ~・ と言っているよう。

寄り添う子供たちをしり目に、 甲斐・こりゃあチョット手ごわいバイ。。。

今一度、大きくシャフリング・・・・

そして水中へド・ボ・ン!

そして、水中へ! 良くしたことにザりは息の根を止められてるので逃げることはない。
健も一緒に潜る! 水に入れるのは子供に水中の獲物を見せる目的も!

再び水中から拾ろい、鎧の割りどころを捜す甲斐。

久しぶりに料理に手こずる甲斐。 どうやら鎧をはがすコツをつかんだようです。。。
健は甲斐の料理をじっと見つめる。。。 なにをか学ばん? ==>(その7)へ続く

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