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ミソサザイの歌声 (その4・最終章) 探勝の渓谷にて

ミソサザイの歌声 (その4・最終章) 探勝の渓谷にて
遂に、花嫁候補が現れました! 

そういえば、ミソサザイの名前の由来って? いろいろ調べてみますと、鷦鷯。「ミソ」は溝(小川)の意、「サザイ」は古称「鷦鷯(サザキ)」の音便で「小(ササイ)」の意。そこから、「小川にいる小さな鳥」 =>「ミソ・サザイ」 と呼ばれるようになったとか。。。 他にもいろいろ説があるようですが、最近では、簡単に「味噌色の小さい鳥」 =>ミソサザイ と解されているようです。 

さて、そのミソの桂三、100mの下流まで赴いて、精力的に囀りまくり花嫁を探し求めておりましたが、どうやら花嫁候補が現れたようです。 果たして、彼女は桂三の第一号の愛の巣に目出度く入居するのでしようか。  ミソサザイの春はこれからが始まりです。  (完)  


(2014/04/17撮) Nikon300s SG500mm
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🌲の株で囀り続けた桂三。 
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でも、花嫁候補は右を見ても ・・・・
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左を見ても・・・
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その気配はありません。。。
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いささか疲れ気味の桂三。 居眠りも出てきそう・・・・・
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更に下に下って、清流の流れをふさぐようにドカッと真ん中に座る巨岩にやってきた。
そして、再び飛び切りの美声を響かせる! 
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小川の流れが伴奏となって・・・・・、
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その歌声は一層艶を帯びて・・・
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森の彼方まで響き渡る~~~
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清流を裂く石。 それぞれに緑の苔衣をまとって、せせらぎを造っている。
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すると、苔むす岩の上に天から舞い降りるように、女子の弘美(となずけました)が降り立った。
どうして、女子って解るかって?
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見たくれでは解りません。。。 が、女子は男子のように美声を発し大声でなくことがなく・・・・・
川辺りを岩に見え隠れして、ひたすらピョンピョン飛び歩いて餌を啄んでいるので、直ぐ女子と解ります。。。
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弘美、さっきから近くで美しい魅力的な歌が聞こえる。。。 
誰だろう? 顔を見てみたい・・・  聞き惚れて、身も心もそそのかされそう=~・・

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どうしよう・・・・ 行くべきか、行かざるべきか???? 
 いっとき、弘美の逡巡・・・足が前に出ない。。

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弘美の心はうつろ。。 今が決断の時。 
やはり、ミソの女子は男子の美しい美声には勝てないのか? 宿命の糸に結ばれて・・・・
果たして、弘美は桂三の第一号になってしまうのでしょうか。。。。。   心配。   (完) 
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ミソサザイの(その3) 探勝の渓谷にて

ミソサザイの(その3) 探勝の渓谷にて
男子の天国・一夫多妻制・・・  妻のプライドは? 

ミソサザイの世界は男子の天国。 一夫多妻をエンジョイ!している・・・ と、何とも羨ましい話ですが、それでは男子はただ好きなだけ巣の半完成品を作って女性の尻を追いかけていればよいのか?と言うと決してそうではなく、男子には唯一男の甲斐性とし👋、大切な仕事があるのです。 

それは親から独立し、やがて繁殖期を向かえるまでに、いかに広い縄張りを確立し強い勢力を張っておくか。 ということだそうです。 この重要な仕事をおろそかにして縄張りが狭くなってしまうと、必然的に”狭い我が家”・・・ いくつも作る巣と巣の間隔が狭く、隣同士?になってしまう。 こうなると、雌にとってはお互い四六時中顔を合わせる羽目に・・・ 人間で言うなら、同じアパートにお妾さんを何人も住まわせるようなもの。・・プライドの高い雌にとってこれほどの屈辱はなく、辛い子育ての毎日となってしまう。。 遂には離婚騒動に発展?(ここは私の想像デス)。。。 
 
こんなことにならないよう、せめてもの男の甲斐性をもって広い縄張りを! そして、妻たち?の仕合せな子育てを実現させてやって欲しいものです。

桂三の花嫁捜しは益々盛んに! その誇らしげな鳴き声と輝く瞳は、必ずしやきたるべき妻たちへの仕合せを約束出来そうな自信に満ちているようです。。。
  ==>(その4・最終章)へ続く


(2014/04/17撮) Nikon300s SG500mm
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桂三が見晴らしのいい木株で仕切りに美声を発揮しています。
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本当に、聞き惚れるほどに美しい歌声! コマドリにも負けない・・・
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花嫁を射止めるのに、物で釣るのでなく、声で釣るとは! ミソならではできないこと・・・・
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積み上げられた細木の中にやってきて。
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よくもまあ疲れずに・・・
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歌い続ける~~
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桂三の努力もままならない。
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休むことなく、場所を変え・・・  努力に優るものは無し!
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キリリと引き締まった桂三の雄姿!
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凛として、
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尾羽をピンと立て。。。
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この男前を見れば・・・
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花嫁は必ず現れる!
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でも、一向に姿を現さない・・・  果たして桂三は最初の花嫁に巡り逢えるのでしょうか?。。。。 
==>(その4・最終章)へ続く

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ミソサザイの歌声(その2) 探勝の渓谷にて

ミソサザイの歌声(その2)探勝の渓谷にて
意外なり! 男の風上にも置けない ・・・ 

ミソサザイが一夫多妻の生活・・・ と知り彼の美しい囀りにも、コマドリの囀り聞いて心爽やかに! そんな気持ちにはなれなくなってしまいそう。。 一夫多妻でもいいのですが、男としてあまりにも責任が無さ過ぎる。。巣は外側の外廓だけ、あとは何もせず、肝心の内部の巣作りから雛の巣立つまで娶った妻任せとは。。妻は4~6個の卵を生み、彼らをたった一人で育て上げる。 夫は妻を振り向きもせず、日田すら他の女を探し歩く・・ 。

モスレムの夫は第三、第四~すべての妻とその子供たちを養う甲斐性があり、責任も持つ。 男として最低限のこと! だからこそ、自分に置き換えるととても出来ない。。。

そんな妻の巣作りは並大抵のものではない。 夫の放置した巣に妻は、単に内部に卵床を作るだけでなくミソサザイ独特の壺巣を作るのだそうです。 普通の壺巣は出入り口が一つなのに対し、ミソの妻は入口と出口の双方をそれぞれ反対側に設計し、万一、抱卵、育雛中に外敵に襲われると入口とは反対側の出口から脱出するのだそうです。。

どうしようもない放浪夫に反し、妻の方は危機管理までしっかりと住処に反映し、子育てに万全を尽くす。 人間にも及ばない? 模範的な妻の姿です!

それにしても、カワセミ、アオゲラ、サンコウチョウ・・・ どの鳥たちも夫婦の強力な絆をもって巣作りから子育てまで全うする。 妻を射止めた後は全てわれ関せず・・こんなだらしない男子はミソが初めて・・・・・  一体、女子は気儘な夫にどう耐えているのでしょうか。 そして、毎年どうして、それを甘受して彼のもとに行くのでしょうか。。。  

納得いかない! 許せない! ミソの妻が可哀想すぎる・・・・ 正に、結婚残酷物語。。 久しぶりに、眠れない夜が続きそうです。。 男の風上にも置けないダメ味噌男のために、 折角の春眠を妨げられるなんて・・・  ==>(その3)へ続く


(2014/04/17撮) Nikon300s SG500mm
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🌲の枝に囀る桂三。 
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今度は🌲の株に・・・・
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わがパートナーは何処に? 片時も休まず、探し求める桂三。 
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そして、いつもの見晴台に・・・  しばしの休憩の中にも目は探している!   右に・・・    
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向きを替えて・・・
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今度は左に~~ ふっくらした桂三。 小さなクチバシ、、可愛い瞳、茶色のコートが良く似合う!
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再び忙しく飛び廻る…
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杉の大木に・・・ 桂三の瞳が光る!
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一向に現れないパートナー・・・・  何処となく淋しそうな桂三。
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やはり、ここが一番落ち着く・・ ここにいれば、必ず彼女の目に留まる筈。。。 
焦らず、急がず、ゆっくりと・・・ 家宝は寝て待て! でいくことに。。
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カイカイカイいィィ~~~~ (これは余興・・)
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しばしの休憩の後、桂三が本格的に美声を響かせ始めた・・・ 
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森に=~~~
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谷に・・・・・ 高らかに響き渡る~  
なんと綺麗な鳴き声! 心に響く。。。 これでは女子が参ってしまうのも解る気がしてくる。。。

クロードチアリに目の前で甘くギターを奏でつつ愛を語られたら、貴女は耐えられますか?
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僕はここにいるようゥゥゥゥ==== と言っているよう。。 
それにしても、女性を自慢の美声で誘い、虜にしてしまうなんて!何という技術。。。。
カワセミはご馳走で釣るというのに。。。 
キット、ミソサザイは男女ともに生来のロマンティストなのかも・・・==>(その3)へ続く

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ミソサザイの歌声 (その1) 探勝の渓谷にて

ミソサザイの歌声(その1)探勝の渓谷にて
ようやく逢えたミソ君! 囀りが美しい!

ミソサザイ。 昨年、別の鳥を撮りに行ったときに目の前の滝の音をかき消すかのように美しい囀りが高らかに聞こえてきて・・・ ようやく対岸の川辺に出てきたところを証拠写真程度に撮れただけになっていた。 が、今年こそ! と再会の願いを込めてこの渓谷に足を運でみました。 すると、渓谷の上流から歓迎するかのように、あの美しい囀りが近づいてきた。声はすれども姿は見えず。。。 大きさはあのキクイタダキに匹敵するほど小さく、枯木の中に保護色の茶色であることから見つけるのに一苦労。。。。因みに、キクイタダキ:10cm・6g。 ミソサザイ:10.5cm・7-13g。 と大きさはほぼ同じ。。

どうやら、縄張りはかなり広く、渓谷の上流から下流200m四方になるでしょうか。 その界隈をしきりに飛び廻り、高らかに鳴き続けるのでした。果たして、お相手は見つかったのでしょうか。。。

実は、このミソ君。 小さな体でかなりのやり手であることが解りました。 ミソ君は典型的な一夫多妻制なのだそうです。 自分の縄張り内にあちこちに巣を作っては♀を誘い込むのだそうです。巣は縄張り内に2個以上作り、移動しながら雌を誘う。 これまた要領のいいことに、雄の巣を作るのは外側のみで、誘い込み成功の暁には巣の内側は雌が完成させ、産卵の床作りから抱卵、子育てまでの一切を雌に任せ、雄は次の雌を誘い込むのに一生懸命となる・・・・ 

今の時代、たとえ鳥であっても、こんな横柄な、子育てもしない亭主関白って許されるのでしょうか。。。。 なんとも羨ましい! 自分も若いころ、宗教を選ぶならモスレムを!なんて一夫多妻の人生を夢に描いたものでした。。。美しい歌声は自己満足感追及のためだけのようでした。。。 でも、自分もミソサザイになりたい!!・・・ ==>(その2)へ続く


(2014/04/17撮) Nikon300s SG500mm
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ミソの桂三(けいぞう)。 渓流沿いの防壁にやってきました。
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早速、パートナーを求めて鳴き始める・・
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尾羽をピンッ! と立てて何とも愛くるしい。
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そして、何とも・・・
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精力的に!
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鳴き続けるのでした。
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綺麗な歌声! この小さな体からよくもあんなに大きな声が!!・・・・
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この時は、何も知らず、唯感動の渦でしかなく・・・
桂三の飛ぶ姿はこれが最初で最後・・・・ とても撮れません。。。 (-0-)
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桂三が石仏のテッペンにやってきました。 ここは彼の行きつけの見晴台・・・
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全身、茶褐色の一色・・・
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尾羽をピンと立て・・
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そして、美しく囀る・・ 
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でも、お目当ての女性は一向に現れない。。。 女性からすると男性を選ぶポイントは?  知りたい!
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ひとには、只美しい歌! としか聞こえないけれど、女性には心に響く”何か”をかんじるのでしょうか。。
==>(その2)へ続く

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ミソサザイの歌声

ミソサザイの歌声  日向渓谷にて
美しい囀り。山間を縫って走る清流の乗って!


ミソサザイ。 涼しげな清流の音をかき消すような甲高いソプラノの美しい囀りが山林に響き渡る。 日本一小さな菊イタダキ(10cm)よりほんの気持ち大きい10.5cm。
声はすれど姿は見えず・・・・・ 体全体が茶褐色でとても美しい鳥とは言えない。

が、美しすぎるほどので鳴き声は天下一品。 お目当ての鳥を待つわれらの耳の鼓膜に心地よく響いてきました。枯れた杉の落ち枝にすっかり溶け込み、なんとか声の主を突き止めたかと思うと遥か彼方の枯れ木の上に点のように見える。

鳴いてくれなければ絶対に姿を見つけることができません。 コマドリのように、尾羽をピンと跳ね上げ、小さな口をいっぱいに開けて囀る様は、きっと恋の季節なのでしょう。初めての出会いにしてはあまりに遠くて、しっかりと挨拶もできない。。。。何とかファインダーに入りましたがあまりにも遠くて、小さくて。。。。

今回は声だけで我慢してください。。。。 聞こえないかもしれませんが。。必ずリベンジを誓います。。画像上をワンクリック! 150%に拡大してご覧ください。


ようやく姿を見つけたミソ君。 こんなに小さな体で、鳴き声は東京まで届くよう!!  DSC_7714-01.jpg

前に、後ろに。。。 尾羽をピンとあげ。。。DSC_7731-01.jpg
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口を力一杯大きく開けて。。。 
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はたして恋の相手はみつかるのでしょうか。。。
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私の名前は「Su~」です。”Su~chan”と呼んでください。
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