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ヒレンジャクの舞い (その7)湘南の林道にて 

ヒレンジャクの舞い (その7)湘南の林道にて 
予想だにしなかったドラマが。。。


レンジャクがこんなに気性が荒く、喧嘩ッぱやい習性があるとは露知らず。。。 皆で木の枝高く飛び廻る姿を見ていると、そんな面影は全く見えない。 普通我等が見るレンジャクは仲良く隣同士でくっつくように枝にとまり、いつも楽しく歓談している風景。。。でも、いざ死活問題に繋がる出来事に接すると、それはもう非常事態。 いつもの仲良しは消え、お互い敵同士に一変してしまう。人間の世界と同じなんですね。

でも人間と違うところは、口を大きく開けてお互い厳しい威嚇はするが、実際に武器を使った取っ組み合いの喧嘩はない。威嚇しあった後は、大抵どちらかが退散して一件落着。人間の世界のように、国家間での終わりのない対立と軍事競争に明け暮れることがないのが救いです。

一番人気の水洞では、水資源を巡ってまたいがみ合いが起こってます。。 自分が予想だにし得なかった威嚇のドラマは、たとえ毎日繰り返えされたとしても、それは一過性の瞬間湯沸器のよう。 心配するほどのものではないようです。 とどのつまりは、同じ群団で集団生活を営み、また一緒に遠い北の国への長旅が始まるのです。 初めての出会い! 君達の生活をいろいろな面から見せてもらったことに心から深謝。 また来年の再会を楽しみに! (完)

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一番人気の洞に慎太郎(仮称)がやって来た。DSC_2360.jpg

既に、先着の徹が洞の入り口に陣取っていた。DSC_2345.jpg

慎太郎がいきなり徹を飛び越えて、水を! と。。。。DSC_2346.jpg

そうはさせじッ! と徹が立ちはだかる。。。DSC_2347.jpg

徹: おれがこれから飲むんだよ!  お前は俺の後!・・・・ 慎太郎と徹の激しい威嚇の応戦。。。。
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徹: 大人しくそこで待って俺!
慎太郎: 俺はそんなに嫌われてるのか。。。 DSC_2349.jpg

徹: ちゃんと俺の言うことを聞いてくれればいいんだようゥゥ・・・・・・DSC_2350.jpg

慎太郎: そうは言っても。。。。。。   徹(右): ホントに君は聞き分けがないねェェェ~~・・・DSC_2351.jpg

いつの間にか、二人の間で政治政策の議論になってしまったよう。。。。DSC_2353.jpg

こうして、皆で枝に休むときこそ平和のひと時。 なのに何故水飲み場では・・・・・・・DSC_1995-01.jpg

高い木の上で戯れているときが至福のとき。。。。。DSC_2943.jpg

イヨウット。。。。。  枝に留まろうと、伸ばした足を見ていると癒される。。。。DSC_2944.jpg

こうして、平和に休む姿からは、到底あの気性の荒々しさは想像できないけれど。。。 
レンジャクの光と影を見たようでした。  (完)
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ヒレンジャクの舞い (その6)湘南の林道にて 

ヒレンジャクの舞い (その6)湘南の林道にて 
予想だにしなかったドラマが。。。


群団を組んで暮らす以上鳥達にも、動物にも、人間にとっても、やはり気の合う仲間・合わない仲間が出てくるのは当然。山中で貴重な水を巡ってのレンジャクの争いは、人間の世界にもその昔、田んぼの引き水を巡る争いを思い浮かべます。そんなとき、鳥の世界にも大岡越前の守のような英才がいてくれたら。。と思うのです。

ここは、みんなの集まる一番人気の洞。 赤色が例によって順番を待ちで仲良く水を飲んでいたのですが、そこに親戚の黄色がやってきました。 なんと、とたんに順番待ちのレンジャクが黄色を追い払いにかかりました。 どうして?”何も君の前に割り込むなんて言ってないじゃない。。”と黄色は言いたそう。そんなことは容赦しない。 ”問答無用!”とばかり黄色を寄せ付けない。どうやら原因はマナーを欠いた黄色にあるようでした。

群団で暮らすには、やはりマナーを大切に護ることが一番。 ゴルフでもスコアより、先ずはマナー!と教えられました。 それにしても、この美しいレンジャクの仲間にもこれほど厳しい生存競争をむき出しにする世界があるとは! 我等人間の世界は? ==>(その7:最終章)へ続く
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イケメンの久之君(ひさし・仮称)。一番人気の水洞にやって来た。惚れ惚れするいい男!とはこのこと?枝に留まる姿は世界一!どこかで聞いたような名前。。と思ったら筆者と同じ名前でした。。
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久之が水洞に来ると、先客が愛飲中。。。。 紳士的に待つDSC_2972.jpg

と、また向こうから誰かがやってくる。。。。 DSC_2973.jpg

あっ 黄色だァ!
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やってきたのは黄色の金太郎。 
 水を飲むにはここが一番!DSC_2977.jpg

と、金太郎 久之の前に留まるや、いきなりの威嚇。。。 どどどうしてェェェ・・・・・?
久之の方から威嚇するならともかく、後塵の金太郎が? 流石に温和な久之も、売られた喧嘩は高く買う!?DSC_2979.jpg

眼には眼を! 歯には歯を! お互い、小さな口を裂けるほどにあけてッ!!DSC_2980.jpg

いがみ合いの時には、お互い、イチオクターブ高い声で”ちいちいい~ちいいいいい” 所謂、怒鳴り声。 
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多勢に無勢。。。多勢の赤・久之は益々強気に反撃。。。金太郎、ついにあきらめムード。。。。DSC_2983.jpg

いつも温和で心優しいヒサシも、赤でも黄でも無礼な奴はわけ隔てなく許せない。
去りゆく金太郎をじっと見詰める。。
  また一人、ヒサシの後ろに並ぶ。 そう、これが礼儀というもの!DSC_2984.jpg

一番洞を追われ、他の洞を捜して奔走する金太郎。それにしてもどうしてそんなに気が荒いのゥ??DSC_2952.jpg

金太郎に反省の色はあるのか。。。。。 ひとりさまよう後ろ姿が哀れに見える。。 
果たして水はみつかるのか。。。 
  ==>(その7最終章)へ続くDSC_1716.jpg

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ヒレンジャクの舞い (その5)湘南の林道にて

ヒレンジャクの舞い (その5)湘南の林道にて
予想だにしなかったドラマが。。。 

ついさっきまで限られた榎木の洞に溜まった水を分け合って。。仲むつまじいレンジャクの一面を感激して観ていたのに。。。予想だにしなかったドラマが目の前に展開したのでした。。レンジャクとはこんなにも”気性の荒い”鳥だったのか。。。思わずため息をこらえつつ、そのいきさつをながめるしかありませんでした。。。

レンジャクが三つ目の榎木の小さな株洞にやって来た。 そこに早速仲間が集まり始める。先着順で仲良く水飲みが始まるのかと思いきや。。。先陣の一人が、なんと後からきた仲間を洞に寄せ付けまいと、ものすごい剣幕で威嚇し始めたのです。口の奥が丸見えになるほどをいっぱいに開けクチバシを激しく剥きだしにして。これまでの仲睦まじさはいったい何処へ?

見ると、そこは洞とも言えない縦長に切れた単なる切れ株。 そこに水が溜まっていようとは。。よくぞ見つけたもんだ! 誰も知る由もない。第一発見者はさっそく水を飲み始める。 そこに仲間が次々と現れる。。。。 ”ここは自分のもの。自分の水!”誰にも渡さない! 第一発見者の気持ちは痛いほどに伝わってくる。その焦りからか、追い払おうとする気性の荒々しさは本物。。。 

戸惑った追随者。仕方なくその場を去る者、しつこく対立して何とか自分も飲みたい!と留まるもの。。。人間の世界にもありそうな人生劇場の一シーンでした。。。このドラマはまだまだ終わりません。。==>(その6)へ続く


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洞とも言えない縦長の切り株。 ここに水のあることを発見した第一発見者の実(みのる・仮称)。ここはボクのもの。。。。
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それを見て、さっそく仲間が飛んできた。。DSC_3127.jpg

仲間を無視して、早速水を飲む実。 早く終えろよ。。。  と待ちどうしい(勇・仮称)右上。DSC_3143.jpg

勇むが待ちきれなくなって実の耳元で怒鳴る ”はやくしろよっ!!” いきなり喧嘩ぎみ。。。 DSC_3152.jpg

実(左):”なに~? ここは俺が見つけたんだッ! あっちへいけようゥ~~・・・”
売り言葉に買い言葉。。勇の礼を失した最初の一言が悪い。。。 これでは実の怒るのは無理もない。
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たちまち二人の喧嘩が始まった。。実(左)の威嚇が凄い! 
また一人現れ、二人の成り行きを見守る。。。
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水を巡る争い!二人の形相にもう仲間意識はない。。喰うか・喰われるか? そんな戦いに。
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ここは俺の城だ! あっちへいけ! 実(みのる)は伸びまでして、しきりに侵入者?の勇を威嚇する。DSC_3134.jpg

実のものすごい剣幕に、勇・遂に退散。。。。 DSC_3137.jpg

群れで行動するレンジャクには”縄張り”意識はないはず。。でも、実は言うのです。>
”勇はマナーが悪い! 飲みたいのなら下手に出るべき。。。出直して来い!” 
と。
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一段落! 一息き着く暇もなく、また別の仲間が現れる。。。。のんき者の清次(仮称)。
”先ずは先着者への挨拶を!” 我等カメラ仲間と同じく、鳥仲間にもマナーがあるようです。DSC_3140.jpg

挨拶もない清次に、実はたちまち威嚇を!DSC_3132.jpg

清次・”眼には眼を!” これはいけない。。。。。 戦争が起きてしまう。。。DSC_3129.jpg

口を全開にして威嚇する実。 堪らず退散する清次。。。。 DSC_3149.jpg

やはり、ミサイル vs ミサイルでは平和は実現しない。。。g>
どの世界にも”対話と愛 ”が鳴ければ。。。。。。。。。   (その6)へ続く 
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ヒレンジャクの舞い (その4)湘南の林道にて

ヒレンジャクの舞い (その4)湘南の林道にて
食事の後は。。。。


一番人気の「榎木(えのき)」の洞から7~8m離れたところに更に太く高い二番人気の榎木がありました。 その洞は浅く横に広がり、2~3人が一度に水を飲めたり、水浴びも出来るところです。 そこでも、仲の良い水飲み風景を見ることが出来ました。 微笑ましさを覚えるほどです。

この大木の榎木は蝶のオオムラサキの幼虫が葉を食べて成長することで知られています。が、古くは江戸時代、道しるべとなる 「一里塚」の目印として「榎」がよく植えられたことでも知られている樹です。 一里塚は江戸時代の徳川家康のときから始まったそうですが、そこに何か木を植えようということになり、家臣がどの木にしようかと家康に伺ったところ、「ええ木を植えよ」との答え。 それが家臣には 「えのき」に聞こえたらしい。そこで 「一里塚 = 榎(えのき)」を植えた! という由来の話が残っているようです。

レンジャク軍団は、この榎木のお陰で水のない山林で日本の冬を過ごすことができるのでした。みんな仲良く水を分かち合う思いやりの気持ちは人間と同じですよね。^0^==>(その5)へ続く
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最初の一人がもうひとつの榎木にやって来た。 水はあるかな~~~DSC_2895.jpg

仲間が次々とやって来た。
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この平らの部分が大洞である。。。 一度に3~4人が水を飲むことが出来る。
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また一名!
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お腹のブドウ色が美しい!
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こちらは二人とも男子。
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"冠羽をピンと立てて。。。。  ”今日は水浴びでもするかな?”DSC_1969.jpg

ここが広~ィ水のみ場。。。 どうやら沢山水が溜まっているようだ!
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みんな、仲むつまじく!
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滑稽な格好してやって来た。。。。
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うまい! 貴重な水を大切に飲んでいる。。。
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存分に飲んだら。。。
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次の仲間に譲ってやろう!沢山の仲間のために場所を譲る思いやり! なかなかできることではない。。 レンジャク軍団はこんなに素晴らしい集団なのか。。。 う・ら・や・ま・し・い! ==>(その5)へ続く
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ヒレンジャクの舞い (その3)湘南の林道にて

ヒレンジャクの舞い (その3)湘南の林道にて
食事の後は。。。。


食事の後は水が必要となります。 大抵の公園には池や小川があり、野鳥にとって水を飲むのに不自由することはありません。でもここ林道には川も池も無い。。。レンジャクはどのように水を確保しているのでしょうか? 賢明なるレンジャク軍団、心配ご無用! やぶれんの群生する周りには直径1m・高さ25mにもなりそうな大木「榎木(えのき)」が何本もあり、その太い幹が枝分かれをするところに大きな洞ができるのです。 

雨が降るとそこに水がたっぷり溜まり、彼らの格好の水飲み場となるのです。生活の知恵? 彼らはそれを熟知しておりました。。そんな大小の洞が何箇所かに出来て、そこを廻っては喉の渇きを潤します。 大きな洞では水浴びさえも出来るのです。そこで我等も生活の知恵? 雨の降った翌日に来るとレンジャクの水飲み風景が撮れることを学んだのです。。。

この日は激しい雨の2日後。洞には水がたっぷりの筈。。 期待通り、彼らはヤブランの実をたっぷり食した後、次から次へと水飲み場に現れたのです。仲良く水を飲みに来るものばかり!と期待していたところ、そこには予想だにしていなかったドラマが展開したのです。そんなドラマをひとつひとつ見るがまま、感ずるままに紐解いてみたいと思います。  
==>(その4)へ続く
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榎木の洞。この洞は縦に深く飲みやすいのか、一番人気の洞。早速二人がやってきました!DSC_3062-01.jpg

一人が来ると、たちまちみんな同じ洞に集まってくる。
不思議なことに分散して洞に散ることがないのです。。

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ここばかりは一人づつしか入れない。。。 順番を決めねば。。。。DSC_2319-01.jpg

話し合いの後、どうやら順番が決まったよう。。。。DSC_3056-01.jpg

”終わったよう。お次の方、どうぞうゥ~~~” ずいぶん秩序だって、見ていて気持ちがいい! DSC_2324-01.jpg

それでは今度はボクが。。。。  次の一人が入っていく。。。 DSC_3055-01.jpg

”今度は君がいけ!” 左の次男(つぐお:仮称)が右の悟(仮称)に確認する。。。。DSC_3050-01.jpg

悟(右): いいよ、次男くん、君が先に行けよゥ。ボクは後でいいよう! 
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次男(左): いいんだよっ、悟、お前が先にのみなよゥ。 のど乾いてるんだろう?”DSC_3053-01.jpg

なんと思いやり深い次男と悟! 男の友情、君達の世界にもあったのか! 
(感銘を受ける筆者)
==>(その4)へ続く
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Author:Su~chan
私の名前は「Su~」です。”Su~chan”と呼んでください。
相模原市在住。

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