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カワセミ 雛への給餌 その7

カワセミ 雛への給餌 その7 感動の胃袋給餌

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Day3:2男坊が巣穴の前の茂みに留まっています。巣はちょうどこの茂みの奥3m先の垂直立つ土壁に1.5mほど掘った横穴。その上方は深い竹林に覆われ、テン、蛇など外敵に襲われる心配は殆どない。その前に流れる鶴見川は川幅も狭く、流れも緩やかで浅く、鯉、鯰、亀、オイカワなど、種々の生物が生息しており、子育ての餌には全く事欠かない。今夏ばかりは足しげく通い、これまで知ることの出来なかった彼らの生活をいろいろと垣間見ることができました。

さて、他の雛より成長の早い2男坊、お父さんが止まり木に来たのを見て、早速茂みからとび出てきました。でも残念でした!お父さんは好物のオイカワを携えてはいません。 また近くにいた君(2男坊)に声をかけることもしていません。 それなのに君はどうしてそんなに親に擦り寄り、大きな口を開けて餌をねだるの?? 何故?  自分にはその仕草がどうしても理解出来ないままに、黙々とシャッターを押す。。。。 が、10分もその動きを見ているうちに、漸くその答えを得ることが出来ました。、 自分はそれを”感動の胃袋給餌”と名付けることにしました。。。そしてそれは自身のこれまで持っていた給餌概念を大幅に変える大発見でした。 カワセミ君の”胃袋給餌”に乾杯!  でも雛達が「獲物も咥えていない親のお腹にご馳走がある」とはどうして解かるのか? 依然未解決のままです。。(完)


巣の前にある茂みに2男坊が留まっていました。。これなら茂みに溶け込み、外敵に襲われる心配もなし! 巣穴はこの茂み奥3m先にある。。
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巣の上方は鬱蒼とした竹林。。。他の鳥の仲間も沢山住んでいる。。。
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とうとうと静かに流れる鶴見川。この日は前日の大雨でかなり水かさが増していた。。            釣り人が直ぐ隣で釣り糸をたれている(麦わら帽子)。DSC_4680-01.jpg

そして、こんな大きな鯉を釣り上げた。 これは釣りの醍醐味を楽しむだけで直ぐ放流するのだそうだ。。。
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お父さんが止まり木に留まるのをみて、2男坊は早速親のところに! 呼ばれてもいないのに。。。
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”お・と・お・さ~ん。。。お・な。か 空いたぁよう~~”DSC_6722_sh01.jpg

”お願いぃ~、何か食べさせてェ。。。。” (つぶやき・餌を持っていない親にどうしておねだりするの?)DSC_6724_sh01.jpg

お父さん、なにか食べさせてェ~ お腹空いたよう!” ”なにぃ? 餌など何処にもありゃせんよっ!    盛んにせがむ息子に親は冷たい。。。(二人の翼を広げた姿が美しい!) 
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口を大きく開けて、今いちど”おねがい~~~~” 親も一緒に口をあけるが。。。
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”お・と・う・さ・~ん! お腹ぺこぺこ。。。 何とかしてェ~”                            再三のせがみに、さて、親はどうする?  餌もないのに。。。。
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あらゆる手段を講じて餌をねだる2男坊。。。。こんな仕草がもう10分以上も続いている。。。           成長の早いヒナへのいじめであろうか。。。
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そして、ついにその瞬間が来た! 親のクチバシが確実に子供の口の中に!!
正に、胃袋から消化寸前の餌を取り出しての給餌である!

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感動の瞬間! 父上の胃袋からの給餌である! やはり成長の早い雛は吸い上げが力強い!
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2男 ”ああ、美味しかった!!!” 父 ”どうだぁ、お腹一杯になったか?”
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”うう~ん。。。” 2男坊の表情が見えないのが残念。。。 親は逆流させた胃を整えている模様。。。
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親のつぶやき: ”それにしてもお前はどうして俺の胃の中がわかったの?。。。”DSC_6758_sh01.jpg

君達がちゃんと早く来れば大きい魚をあげられるんだよ! まだ物足りなさそうな2男坊だが。。。
こうして親が魚を咥えていなくとも、雛たちは餌をもらえることを知っているかのようでした。。         そして、親は子供のどんな場合においても給餌の準備を忘れない! 親の危機管理に感服!( 完 )

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カワセミ 雛への給餌 その6

カワセミ 雛への給餌 その6 こんな給餌もあるんだ! 解けない疑問?

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Day3: 前章(その5)で初めて見た”魚を咥えない給餌”。。。自分でもまだ半信半疑でおりましたが、今度は母親と3男坊主の間でこの”胃袋からの給餌”が始まりました。(勿論、初めは解からなかったのですが。。。)カワセミは子沢山。(一度に5羽~6羽孵化させることもあるそうです)4羽の雛を育てねば!と思うと餌の狩りに休んでいる暇はありません。でも、好奇心旺盛な雛達は巣立ちのその日からかなり広範囲に周囲を飛び回ってなかなか帰ってきません。。。確かにあの大きなオイカワを一度飲み込んだら当分お腹は空かないでしょう。。。だから、親が折角餌を運んできても雛達は必ずしもそこにいるとは限りません。そんな時のために”胃袋からの給餌”を考えついたのでしょうか? これは多くの鳥にはごく普通の光景。でもカワセミだけは ”必ず魚を獲ってきて与える”という先入観が自然にこびりついていたようです。親の英知に感服!です。

それにしても、もうひとつ残る疑問。 
”いつもは獲物を咥えて来て雛を呼ぶ親が ”獲物は咥えていない。雛を呼んでもいない。”のに、雛はどのようにして親の胃袋に餌があることを知って擦り寄ってくるのでしょうか??。。”親の口から匂い?” ”それとも本能?”チャンスがあれば、是非雛達に聞いてみようと思います。(乞うご期待!)=> その7に続く



”おかあさ~ん、お腹が空いたぁ!”母が何も持っていないのに、なぜか、3男が母親に擦り寄ってきた。。。 DSC_5638_sh01.jpg

何処行ってたのうぅぅ~? 食べ物なんかなんもないよう!” 冷たく撥ねつける母。。。strong>
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”そんな冷たいこといわないでェ~ た・の・む・か・らっぁ!!” ひたすら親を追いかける。。。DSC_5644_sh01.jpg

”ねえ~ お願いだからちょうだいぃぃ!” ”餌なんかあるもんか”   ただ冷たい返事を繰り返す親。。。
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”何もないと言ったら無いんだようぅ!” ”もうあっちに行って遊んでらっしゃい~” 執拗な親の突き放し。。。。 
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”ほーら、ホントにないだろう?” 口を大きく開けて見せて、隣の止まり木へ。。。 これがあの長男にする”過酷な嫌がらせ”の始まりなのか。。。。 
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 ”でも母さんは持っている!” 飛んでいった母を目で追ってつぶやく3男。。。
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何処までも母を追いかける。。。”絶対に諦めないぞうぅっ!” 3男の執念。。。。
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そして、大きな口をあけてお・ね・だ・り。。。 何故か、母さんも大きな口を開ける。。。   
(口を開けているときはお互い鳴声は発しない)

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なんと、次の瞬間、驚きの”魚を咥えない給餌”の瞬間である。3男の執拗な催促に屈したのか、母は突然自分の口を3男の口に持っていき、餌を胃袋から吐き出しているではないか!!!(これで納得!) 
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”ああ美味しかった!” 3男の満足そうな表情が可愛い。。。s
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もう少しちょうだい~~”控えめに更におねねだり。。。(魚一匹の豪華食事とは違い、腹4~5分目)
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>”もうだめよっ!” 母は強し、また餌を求めて飛んでいく。。。母親から見事餌を射止めて勝ち誇った3男の顔が眩しい。。 しつこいようだが、彼はどうして母親の胃袋に餌のあることが解かっていたのだろう?。。。   => その7へ続く。。。。

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カワセミ 雛への給餌 その5

カワセミ 雛への給餌 その5 こんな給餌もあるんだ! 新たなる発見。

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Day3:何度と雛への給餌を見ているうちに、”えぇ、本当ぅ?? 思わずびっくり!!” こんな餌のやり方もあったのか~。と改めて親の賢い給餌に感心させられました。”スマートなり、カワセミ君!”と思わず叫びたい。

親が大きなオイカワを口に咥えて戻ってきた。いつものように止まり木でチイちィ~と雛を呼び始める。魚の口を雛に向け直ぐ食べれるように準備したまでは良かったのですが、4羽の子供達は3~4分待っても一向に現れません。。。。そう、3日目ともなると、彼らも世の中の探索に忙しくあちこち飛び回り始め、面白くてし方がない。お腹が空くまでなかなか帰って来なくなりました。。”折角食べやすいように料理したのに。。”親のつぶやき。いつ現れるのか?親の気持ちになってじっとカメラを構えて待つ方もいささかじれてくる。。

と、親に変化? あれレレ??? なんと、自分で咥えていた魚をガップリ飲み込んでしまいました。 キット親の方も待ち草臥れて腹が空いたのだろう。。。ガッカリして、カメラの手を休めていると、そこに育ちの遅い4男が戻ってきました。 よほどお腹が空いていたのでしょう。。。一人止まり木に留まっていたお父さんを見つけ、たちまち大きな口を開けおねだりが始まりました。が時とき既にに遅し、もうお父さんのクチバシには魚はない。。何も咥えていない親にしきりに食事の催促。執拗に口を開け親にまといつく。。すると、ここで自分の知らなかった意外なドラマが始まったのでした。 (その6へ続く)


”お腹の空いたものはおらんか~”お父さんが大きなオイカワを獲ってきました。
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”早く出てこんかあぁ~、誰もいなけりゃたべちゃうぞう。。。”  待つこと2~3分。いささかじれてくる。。。腹いせに魚をギュと噛みしめる。苦しまぎれに口を開けてあえぐ魚がかわいそう。。

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親ごころ。。。”こいつはチョット大きすぎ。食べやすいように料理しておいてやるか!”
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それにしても子供達は一向に現れない。。。 おやあぁ?。。。 お父上の様子がおかしいぞう。  まさかっ。。。。。

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あっ、まさかと思ったらホントに食べちゃった。親も大分おなかをすかしていたのだろう。無理もない。。。
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しばらくするとお腹を空かした4男が戻ってきた。”おとうさ~ん、お腹すいたあう!!”

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” お・と・う・さ~~ん” 甘えてみたものの、親はそっぽを向いて知らん顔。。。
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”ごはん~~” しきりにせがむ。。 親は口に何も咥えていないのに。。
でも、親は4男を射抜くような目力で見つめると、次の瞬間、まさかの出来事が!
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親が口を開いて、雛のクチバシが親の口の中に!!そして雛は何かを吸い出しているではないか!    そうだったのか。。なんと親は胃袋から溶けかかった魚を出して与えていたのである。。親はこんなときのために食べた魚を胃袋に半消化のまま溜めておいたのだ! 自分にとっては驚きの大発見!                カワセミは獲物を獲ってきて雛に与えるものと理解していたのに、まさか胃袋の中からも餌を与えるのだ!
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”ああ おいしかった!”あ・り・が・と・う” これは3~4秒のこと。胃袋からの給餌はまだ育ちの遅い雛にすることも解かった。 でも、この給餌は一度一に一回だけ、お変わりはなし。。。
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腹6分ぐらいだけど、4男にとっては当面の空腹は満たされ大満足!                     バ・ン・ザ・イ!! 思わず足を踏み外しそう。。
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親:沢山食べて早く大きくなるんだぞう! と言って休まず狩りへ。。                   子供:ハイ、わかりました。(まだ従順そのもの)
それにしても解けない疑問がひとつ。。     ==>その6へ続く
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カワセミ 雛への給餌 その4 

カワセミ 雛への給餌 その4 幼い雛には”いやがらせ”無し

Day3 :巣立ちから3日が経ちました。Day1から始まったあの厳しい親の”嫌がらせ作戦”も、まだ育ちの遅い雛には決して行わないことが解かりました。

餌を運んできて、その子が飛んでくると巣穴にいたときと同じように直ぐにあげる!流石にどの子が幼い雛なのか、ちゃんと見極めている。 そんな雛ごとに振り分ける親の愛情を垣間見るようでした。(その5に続く)
。。

お父さんが餌をは運んできました。”誰か腹の空いているのはいるかぁ~?”
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お腹の空いていた一番育ちの遅い4男と3男が一斉にお父さんのいる止まり木に飛んでいきました!

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一番乗りの四男が止まるや否や、お父さんは即座に餌を口の奥深く入れてやりました。。。

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い・や・が・ら・せ ????  ”全くなし!!” ひたすら優しく雛の喉もとに。。。
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おいしい~~! あ・り・が・と!
 親は何事も無かったように、また狩りに出かけていきました。雛はもう直ぐ過酷の試練が始まることを露知らず、幸せそう。。。
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またお父さんが餌を運んできました。 腹の空いているヤツはいるかなぁ~? おいしそうなオ・イ・カ・ワ!

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ボクにちょうだ~~い!” 
3男がいち早くチョコン!と顔を出しました! (左端)

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なんと、場所を変えて親のほうから子供の方に! 3男もまだ育ちの遅い甘えん坊。。。
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”よう~し、こっちにおいでぇ~~”

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さっそく美味しいオイカワを3男の口に優しくいれてやると。。。

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雛はたちまち口にほう張り ”おいしい~~~!!” 親は ”おあずけ”のいじわるも無く優しくそっと雛の口に渡してやりました。。 

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三男は大満足!でも大きなオイカワを一口で飲み込むことはおお仕事。。姿勢を整えて!。。。。。         と、そこに先ほど餌をもらったばかりの四男が飛んできました。

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三男の口いっぱいにほうばっているところに四男到着!。。。。。

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おとうさん、僕にもくれるかなぁ~  兄貴とおんなじおっきいのをぅ!!!
親:なんだ~ お前、いまたべたばかりじゃないか。。。
 
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羽を震わせてお・ね・だ・り! 親のほうはそ知らぬそぶり。このあとせがむ子を尻目に再び狩りに。。。。       きっとおっきいのを獲ってきてくれるでしょう! 
       育ちの遅い三男・四男には "いじわる教育”は後まわし。
          ”早く大きくなれ!” ただひたすら餌を与えることに専念しておりました。
                三男は親の優しさをかみ締めつつ大魚を飲み込んで大満足。。。 
                           ほほ笑ましいカワセミの子育て風景でした。。。。(完)
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カワセミ 雛への給餌 その3

カワセミ 雛への給餌 その3 親との壮絶な格闘

親から美味しい餌を口移しにもらう!子供にとっては唯一の楽しみの瞬間なのに、待ちに待って餌を口の中に入れてくれるまでは良かったが。。。口内一杯に美味しい餌のエキスが広がりいい気分!いざ飲み込もうと思った瞬間に激しく引き離されてしまう。。。 巣穴では優しく直ぐ口に入れてくれた親が、巣穴から出るや否やまさかこれほどまでにもてあそばれとことん”嫌がらせ作戦”を展開されるとは夢にも思わなんだ雛たち。。。 一度目はともかく、2度、3度、ひどいときには10度以上も。。。   こうなると子供の方ももう黙っていない。兄への嫌がらせを横で見ていた弟はシッカリと学習していたようです。。。

母親がドジョウを捕らえてきました。子供には手ごろの大きさです。例により巣穴の前で子供を待っていると今度は次男が登場。人間でも長男は無力、次男、三男は頼りがいあり!と言われますが、例によって始まった親のいじめ作戦に備えこの次男は心の準備をしていたようです。果たしてその作戦は。。。。親のクチバシからドジョウが口に入ってくると、たちまち親との大バトルが始まりました。。。

親は子供が果敢に親に挑む、この勇ましき根性を待っていたのです。カワセミ両親は巣立ちのその日からこのバトル教育を4羽の雛に次から次へと休み無く施していく、その大変な労力に思わず頭が下がる思い。と同時に、今、人間の社会では所謂子供へのスパルタ教育がことごとく批判され、腫れ物に触るような形で、ひどいときは子供の顔色を見ながら”教える”傾向を垣間見る気がしますが、カワセミの世界は正に愛のスパルタ教育が強い子供に育てる源になっているようです。(その4へ続く)

母親がドジョウを捕らえてきました。”お腹の空いてる者出てらっしゃ~い!お前達の好物のドジョウだよぅ”

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ドジョウと聞いて藪から飛び出して来たのは次男でした  次男 ”お母さん、お腹がすいた~~”DSC_5316_sh01-03.jpg

母親 ”よう~し、それじゃあお口大きくあけて~~、そうそう、その調子!”DSC_5320_sh01-03.jpg

母親 ”う~~ん、モットおもいっきり大きくあけて~ 奥までいれるわよう!” 
次男 ”もうこれ以上開かないよう。。。” (目も開けていられないほど苦しそう。。。)

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母親 ”ほらぁ、入らないじゃないのぅ。シッカリ掴まないと~”
次男 ”うぅぅ~ん、もうチョットだったのに。。。も一度お願い!”(親のじらし教育とは知る由も無い)

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母親 ”それじゃ、や・り・な・お・し~~” 
次男 ”かあさん、そんなに強引にいれないで。。喉につっかえちゃうよう。。”(目をつぶると目に膜が。。)

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母親:ドジョウが長いから少し横にしようか。。。
なにせ、子供のクチバシはまだ親の2/3もないので気をつけないと親のクチバシが喉に刺さってしまう
。。。
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母親:”うん、この角度がいいかな? シッカリつかんでよう~、でないとドジョウがにげちゃうよう!!!”
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母親:”よう~し、今度はドジョウの頭が真直ぐに入ったかなぁ~~”
 と言いながらクチバシでしっかりとドジョウを掴んでいる。これではいつまでたっても子の口には入らない。。

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と、この親のドジョウを差し入れた角度が子供の喉にピッタリ納まったのか、次男のクチバシに力が入った。
一瞬の隙を見て、母親のくちばしの上からドジョウのもぎ取りに挑んだのだ。母は目を開けていられないほど次男の食いつきは強く、何よりもスピードがあった。

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このタイミングの良さは本能であろうか。。母親の頭まで噛みそうな、短いくちばしでガッシリと母親のクチバシはおろか、体全体までをコントロールしているように見える。。。
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巣立ちしたばかり雛の何処に、親をひねり挙げるようなこの馬鹿力があるのか? あの真っ暗ら狭い巣穴の中でよくもここまで成長したものだ! そう言えば体の大きさも親とほぼ同じに見える。。。strong>DSC_5446_sh01-03.jpg

子が必死にドジョウを親の口から捥ぎ取ろうと、親は正にすっぽんに噛みつかれた蛙のよう。。。
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ドジョウをシッカリと掴んでいた母のクチバシからも、次第に力が抜けていく。。。
そして、ついに次男の喉元に流れ込むときが迫っているよう!

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母の方も、ドジョウを絶対に離すまいと最後の力を振り絞り必死にクチバシを閉じる。。。
子供だからと言って決して力を抜いているようには見えない。

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母も子も、吾を忘れ、頭を右に左に、上に下に、正に真剣勝負の格闘である。。。
そして、光っているのは子供の目! 勝利者の目である!

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ついに戦いは終盤を迎えたようである。ドジョウは完全に親のクチバシから離れ、見事子供の口に入った模様。良く見ると母親の目はもはや戦闘の目から安堵の瞳に変わり、敗北の悲しさでなく、子を愛する愛情たっぷりの喜びの表情になっている
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母にとっては達成感に満ちた瞬間。 子にとっては美味しいドジョウのご馳走を射止めた瞬間。  ともに大満足!DSC_5464_sh01-03.jpg

母は強し! 休むことなくまた狩りに飛んでいく。。 
でも、巣立ちの今日、この父母の子供への愛情を子供達は知るよしもなし。。。胃袋を満たすのに精一杯、
気付いたときには既に父母はこの世にいないのかもしれない。。。2年弱の短い命。  (完)DSC_5468_sh01-03.jpg
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Su~chan

Author:Su~chan
私の名前は「Su~」です。”Su~chan”と呼んでください。
相模原市在住。

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