尾を忘れてきたキセキレイ 道保川公園にて

尾を忘れてきたキセキレイ　道保川公園にて
尾羽は何処に？・・・・・
　　
園内を流れる小川に一羽静かに遊ぶキセキレイ　・・・・
しきりに川面に浮かぶ枯葉をひっくり返しては餌を啄んでいる。。。　
よく見ると、あの長い尾羽がすっかり消えている。　何処に忘れてきたのでしょうか？　

サンコウチョウ♂はあの華麗な長い尾羽を旅立ちの時には自ら切り落とす。。。　
パートナーが見つかるまでは決して落とさない。　でもそのあとは子育てに翻弄しているうちに落ちることも。。。

長い尾羽を忘れたキセキレイを見るのはこれが初めてでした。　
珍しさもあり、しばし川面の散歩に付き合うことに。。。。　
小川に遊ぶ尾なし・セキレイに真夏の暑さが忘れられるひと時でした。　（完）

（2014/07/23撮） Nikon300s SG500mm
画像上をワンクリック！　１５０％に拡大してご覧ください。

独り静かに小川に遊ぶキセキレイ。　四朗と名付けました。


四朗、歩く姿が何となく不安定・・・・・・


よく見ると、見慣れたあの長い尾羽がついてない。。。。


尾羽を何処に落としてきたのだろう？　・・・・・


尾の無いハンディなど微塵も感じさせない。


キット・・・・


尾を無くしたその裏には、彼の壮絶な人生があったのかも。。。。


だとしたら、


それを乗り越えて、よくぞここまで立派に生きてきたもんだ。


仲間とは外れ、孤独なのかもしれない。。。


でも、日田すら楽しそうに川面を散歩する四朗を、神は決して見捨てることはしない。


それどころか、いつも四朗を微笑みをもって見守ってくれているに違いない。。。
君は真夏の小川に美しく咲く一輪の花！　（完）


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